4連休を4日とも釣り三昧。こんなあほなことを続けていられるだけ幸せというもんです。確かに雨は降りましたが、釣りの邪魔になるほどではなく、17日にあった放流のおかげで放流魚が良く釣れました。連休3日目にはさすがにスレて来たのか、当たりが神経質なものに変わってきました。そして当たりが出るのに乗らない半日を過ごして、その乗らない原因が最終日にはっきりとわかりました。分かった時には時すでに遅く、当たりすら出なくなってしまいました。
先ずは23日、雨は強く一日降り続けたが、ウキ釣りでよく当たりが出て、午前中で5尾。ノルマを達成しました。鼻先がこすれている放流魚が多かったです。袖口から雨が浸入して袖がびしょびしょ、気温も15度ぐらいなので寒い。お昼に着替えして少し昼寝して温まる。
午後は排水溝に移動してリトリーブを試す。底べったりをゆっくりとリトリーブ。最初の当たり、乗ったがすぐにばれてしまった。次の当たりとその次の当たりは乗った直後にラインブレーク。どうもウィンドノットができていたみたいだ。そして4度目の正直、何とか一尾取りました。
その後、寒さに負けて早上がりしました。
24日。ようやく晴れました。
この日も放流魚が好調で午前中ウキで3つ取った後、リトリーブで2尾。ヘッドシェイクが強烈な60台が取れました。取り込んだ時には、土手のギャラリーの親子連れから拍手が起こりました。取り込むまで息を凝らして見ていてくれたんですね。たまには魚の写真も。
午後は、ウキ釣りでよく当たりが出て、2尾取り込んだ後に掛けた一尾は強烈な走り、今まで経験したことのない引きで、とうとう今までで最大の魚を掛けたと喜んでいたが寄せて姿を見てがっかりスレでした。大きさも50代半ばといったところで大きくはありません。
その後掛けた2尾はバラシ。その一尾はタモのすぐ手前で入れる寸前にバレてしまいました。隣の横浜から来たN村さんには取り込んでいないことがしっかりバレていました。先ほどのスレもお見通しだったようで、私の取り込んだ魚の数を正確に掴んでいたのには驚きました。
常連のSGさんが通った時に、「どうですか」と聞かれてN村さんは「私は全然ダメだけど、そちらの方は2尾釣られていますよ」と報告していた。
ただ、バシャバシャやっているのは私のところだけだったみたいである。その後、ちび助を二つ取って、今日は合計9尾である。
3日目、夜中はすごい雨だったが、夜が明けてからは釣りには支障のないくらいの雨で、暑くなくていい。午前中、8番桟橋、7番桟橋、6番桟橋とリトリーブを試すもノーヒット。6番桟橋でウキ釣りに変えて、4尾。当たりは出る。
ところが午後からはさすがに魚もスレてきたようで、当たっても乗らない。何度か重みを感じる時もあったが、結局午後はボウズで終了。これだけ当たりが出るのに一度も乗らないのはおかしいとさすがに感じてはいました。これじゃ釣れる訳ないとあきらめて、表層の引っ張りを練習してみました。マラブー、ゾンカー、ソフトハックル等々、リトリーブ速度を変えたりしてみましたが一つの当たりも出ません。ドライも試してみましたが、当たりは出るが食いません。もう少し改良すれば食ってくれるかもしれません。
最終日、朝のうちは晴れていて、釣るにも絶好の天候でした。ウキ釣りであたりは出ます。7時半までに何とか一尾取りました。その後、当たりは出るけど乗らないが続いて、その原因にハタと気付きました。私のシューティングヘッドはアトランティックサーモンスぺイショートです。ヘッドが9メートルと短いので、フローティングのティップを2メートル付け足していました。この付け足したティップは劣化が進んでいてひび割れだらけで、水を吸って沈むようになっていたのです。この沈んだティップに引き込まれて、ヘッドのサーモンピンクの部分も沈んでいました。これが当たりが出て、合わせた時に合わせを遅らせる大きな抵抗となっていたのです。
早速、付け足したティップを取り払って、比較的新しいものに変えました。自作ライトウイングを付けて放り込むと、すぐに当たりが出て乗りました。思った通りです。残念ながらこれは途中まで寄せたところでバレてしまいました。次に放り込んで、当たりが出た、乗った、取り込んだ。ようやく2尾目です。明るい日差しが見えてきた気がします。
しかしその後、さすがに4連休の最終日。なかなか当たりが出なくなって、スレてしまったんですの状態なのでしょう。周りはほとんど釣れていないので、2尾で良しとして、帰路につきました。もちろんヤッホーの湯に入って、昼寝は絶対です。帰りの運転はすっきりした頭でないとね。