
友人宅に2泊も居候して、伊豆半島というか熱海の十国峠を歩いた。里山にするか、旅行のジャンルに分けるか微妙なところだが、今年最初の“山歩きはここ”と決めていたので「歩き」をメインにまとめてみよう。事前の予報では好天が予想されていたが、横浜をスタートした時は薄曇。途中方見え出した富士山は笠雲?が山頂にかかっていた。
「十国峠」(774メートル)。何となくその名を知っている。有名な歌謡曲の詩?伊豆有数の観光地?歴史や小説の舞台?詳しくは判らないが郷愁を惹かれる地名で、友人から歩きのコースの提案を受けた時、すかさず選んだ。
熱海の市街地を抜け、峠に向けて上がる。10分以上走ったかと思うが「姫の沢公園」のサザンカ駐車場に車を停めここから歩く。1キロ程進んで尾根沿いに歩く“石仏の道”にでる。程よい登り、芝が生え整備された遊歩道に小さな石仏。振り返ると熱海市街、初島、相模湾が広がる。岩戸山への分岐点を過ぎ、静かな山道を歩くと“日金山東光寺”。結構、歴史のありそうなお寺様で、今年の安全な山行を祈る。ただし、あちこちにお地蔵様か観音様が祭られ“その度に賽銭受け”を用意してある。いかがなものか。間もなく、先程の寺の関連の大規模霊園に到着。道を間違い、霊園の中を進むと十国峠の展望台が見えた。この霊園、もう少し目立たないようにならないものか???
十国峠からは大展望。相模湾に加え駿河湾、箱根方面や富士山。展望の効く日には大島や房総半島、南アルプスの山々まで見えるのだという。歩き始めてから1時間40分程で到着。“十国峠”と呼ばれる理由は、道中での友人との会話で判ったが、肝心の十の国が出てこない。展望台にキチンと説明されていました。正解は明日のブログで!!!
帰路は出来る限りコースを長く取れるようにノンビリと歩く。ツツジ園やアジサイ園など花期には見事だろう。駐車場に着くのが惜しいと思うほど愉快に下った。
お寺さん(日金山)の入り口に、観音様が祭られ「願い事をかなえてくれる」と書いてあった。可愛らしく、願を懸ける人が多いようなので写真を撮らせてもらった。ところが、願いを叶えてもらうには“祠の中にある小さなお人形を買ってこなければならないようだ”。またお金か!!!!と思ってしまった。写真
