啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「 ワビスケ 」

2015-01-16 09:52:07 | 庭の花木
 「ワビスケ」 (侘助) ツバキ科
 南岸低気圧の通過が原因で、昨日の午後は、ちょっとした雪。前橋では、1cmの積雪。何? 1cm?と雪国の方には笑われてしまいそうだが、雪がほとんど降らない当地では、こんなことでもニュースになる。南岸低気圧は通過するコースにより大雪をもたらす。昨年2月には当地でも、積雪70cm。経験したことがなく、身動きがとれず、苦労したことを思い出す。今朝は、跡形もなく穏やかな晴天。
 12月には、枝が折れるかと思うほど、花をたくさんつけていたワビスケも、1月中旬になり、だいぶ少なくなってしまった。ワビスケはツバキの一種。「ツバキを屋敷内に植えるものでないよ」と、その昔、親に言われたことを思い出す。きっと、花が首から落ちるのを不吉、と考えたのに違いない。ワビスケが、ツバキと違うところは、花はラッパ状に咲き、平咲きしない点。8分咲き程度にしか開かない。また、花は小さく、一重なので、茶花として好まれる。名の由来も諸説あるらしいが、人名の様でもあり、ユニークで印象的だ。シロワビスケの他に、ピンク色もあるのだが、こちらは全く花をつける気配がない。 
コメント (2)
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