啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「キジも散歩」

2015-06-19 09:27:28 | 野鳥
 「キジ」 
 ”キジも鳴かずば撃たれぬものを” とは、よくいったものだ。河川敷や畑の草むらで、時折きこえてくる鳴き声に「あの辺りにキジがいるんだわ」と認識する。鳴かなければ、草むらに隠れ、その存在さえ気がつかないのに。
 早朝より、あの独特な鳴き声に、目を覚ます。カーテンをそっと開ければ、目の前の畑で、何やらつついている。極めて近距離だ。急いでカメラを手に、シャッターを切る。もっと良い写真が撮れるかもしれないと思い、外に出て、おそるおそる近づいていくと、その気配に気がついたのか、猛スピードで走って逃げていく。キジってこんなに走るのがはやいのか と改めて実感。どうせ逃げるなら、鳥なんだから、飛んだ方がはやいのに と思うのだが。逃げ足が速い。まぁ、逃げ足が速いのは、鳥ばかりとは限らないけれど。ときどき、雄雌、仲良く揃って、自宅の畑に遊びに来るが、雄の美しさは格別だ。書物によれば、”キジが鳴けば、地震が来る”との言い伝えがあるらしい。人間より数秒早く、地震を察知することができる と科学的に証明されているという。
 キジは、日本の国鳥。その選定の理由の一つが、狩猟鳥として親しまれており、肉が美味なこと と記述があった。しかし、国鳥が狩猟の対象・・・ですか?そういう国、他にもあるのでしょうか。
コメント (2)
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