啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「コウテイダリア」

2015-12-13 13:39:23 | その他
 「コウテイダリア」 (皇帝ダリア) キク科
 出産を来月に控えた姪が、遠方より来てくれた。とびっきり明るく、可愛らしい彼女も、今ではお母さんらしい顔になり、病院で開催されている、各種勉強会で、着々と出産の準備をすすめているようだ。ところで、彼女のスマホを見て、ビックリ。なんと、お腹の赤ちゃんの様子が動画で見られた。顔などかなり鮮明で、表情も豊か。かなりのイケメン!性別もわからなかった昔に比べ、現在の進歩は目ざましい。母子ともに無事で、元気な赤ちゃんの誕生を楽しみにしている。
 「あれは、何の花?」と友人。指先をみれば、3メートル以上はあるか、と思われる高い丈の茎に、淡いピンク色の大輪の花。コウテイダリアだ。「何でも知っているね」と言われたが、最近あちこちでよく見かける花だ。花径は、20cm位はあると思う。まさに、「皇帝」の名にふさわしく、堂々としている。11月~12月に開花。やさしそうな色合いで、大輪でも風に吹かれ、花びらがそよぐ。英語では、「Tree dahlia」。確かに、茎は木質化しているので、木と間違われそう。育てやすく、挿し木も可能。冬は地上部を枯らせて越すので、花が終わった後に、節を2~3残して切ると、春になり、新芽を伸ばし、晩秋になると花が咲く。原産地は、メキシコ~中央アメリカ。花の寂しいこの時期、青い空にそびえたつ、たくさんの淡いピンクが美しく映える。花言葉「優雅、華麗」
コメント (2)
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