「オドリコソウ」 シソ科
「へぇ~ オドリコソウって言う名前なの?こっちじゃあ、ネコノチチバナっていうのよ」と義母。花は、地方により興味深い名前が付けられている。子供の頃、兄と一緒に、この花の蜜を吸って遊んだ という話を聞き、早速試してみると、ドキッとするほどあま~いミツが、喉元をとおる。義母の言う“ネコノチチバナ”を想像するに、チチは蜜、ハナは花、さてさて、ネコがどこから来たものか?
オドリコソウとは、何と上手なネーミングかと感心する。花の付き方が、編み笠をかぶった踊子たちが、茎をとりまいて、輪になって踊っている姿に似ていることからの命名という。花は、大きなつくりで、虫たちが蜜を楽に集められそう。茎は、ひょろひょろして、丈は30cmはあるかと思う。少し弱々しいので、注意しないと折れてしまう。佐渡の自宅の周囲は、畑、田んぼ、柿畑、竹林がひろがり、庭には、クルマバソウ、オドリコソウ、エビネ、ワスレナグサなど山野草がふつうに生えている。居間からは海が見え、夜には満天の星空、海はイカ釣り船の灯りが美しい。海なし県で育った私には別世界。
「へぇ~ オドリコソウって言う名前なの?こっちじゃあ、ネコノチチバナっていうのよ」と義母。花は、地方により興味深い名前が付けられている。子供の頃、兄と一緒に、この花の蜜を吸って遊んだ という話を聞き、早速試してみると、ドキッとするほどあま~いミツが、喉元をとおる。義母の言う“ネコノチチバナ”を想像するに、チチは蜜、ハナは花、さてさて、ネコがどこから来たものか?
オドリコソウとは、何と上手なネーミングかと感心する。花の付き方が、編み笠をかぶった踊子たちが、茎をとりまいて、輪になって踊っている姿に似ていることからの命名という。花は、大きなつくりで、虫たちが蜜を楽に集められそう。茎は、ひょろひょろして、丈は30cmはあるかと思う。少し弱々しいので、注意しないと折れてしまう。佐渡の自宅の周囲は、畑、田んぼ、柿畑、竹林がひろがり、庭には、クルマバソウ、オドリコソウ、エビネ、ワスレナグサなど山野草がふつうに生えている。居間からは海が見え、夜には満天の星空、海はイカ釣り船の灯りが美しい。海なし県で育った私には別世界。