啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「どしゃぶり」

2019-07-04 09:42:37 | 庭の花木
 「ヒヨドリジョウゴ」  ナス科
 九州は、記録的大雨。映像でも、その様子は伝えられている。車を運転している先も、猛烈な雨のため、先がかすみ見えずらい。尋常でない降り方に、恐怖心さえあるだろう。
 この辺りでも、早朝は激しく降り、小雨になったり、やんだり・・空は重苦しい。梅雨と言えば、しとしと雨のイメージだが、最近の雨は災害に結び付く。画面をみるたび、心を痛める。
 ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の可愛い花が咲いた。つる草で、茎がヒョロヒョロ伸び、支柱や木に絡みつく。花はとても小さく、白色でそりかえって咲く。葉も、奇妙。アサガオの葉に似ているような、似ていないような面白い葉があるかと思えば、楕円形の葉も。
 秋には、真っ赤な果実。名の由来は、この果実を、野鳥のヒヨドリが、好んで食べることから付いたという。鵯が好んで食べたので、上戸。ところが・・この果実、有毒。有毒なのに上戸とは、これいかに。
コメント
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