啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「カラスウリの実」

2015-12-01 12:28:34 | 山野草
 「カラスウリ」 (烏瓜) ウリ科
 12月がスタートした。浅間山もすっかり雪化粧しているが、里では、まだ紅葉が美しく、晩秋のあじわい。多少の風はあるものの、穏やかで日差しがたっぷり。気持ちの良い、小春日和だ。先日は、絹さやえんどうの種をまき、タマネギの苗を植えた。少し時期が遅くなり、育つのか気がかり。収穫は、4月頃になりそう。楽しみが1つ増えた。
 河川敷を散歩していると、目にとび込んでくる、鮮やかな朱色のウリ。長さ、5cmはあるだろうか。木の枝に絡みつき、枯れたツルにぶら下がっている。熟す前は、縦のスジが入った緑色をしていたのだが、秋も深まってくると、朱色に熟して、見るからに美味しそう。(食べた経験がないので、どんな味がするのか不明)カラスウリは、漢字で烏瓜。命名も諸説あるらしく、書物にも、ネットにも“カラス”という言葉が登場しているので、カラスの好物の果実かも。この果実、調べてみると、ひびやしもやけの薬にもなるというから驚きだ。花は、7月~9月の、日没から咲きはじまり、翌朝の日が昇る頃には萎んでしまう。夜の間だけ開く花。
コメント (2)
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