被災者が朝食はおにぎりでしたかと聞かれカンパンでしたと答えていた。目先の衣食住がままならぬ被災地を見学した鈍カンが復興プランを上っ調子で喋った「世界モデルになる町づくり」は腰巾着の学者の受け売りだ。復興会議を立ち上げ、今月中に一次補正予算を提出、瓦礫の処理、仮設住宅、雇用確保、産業復旧の準備言うは易しだ。さて「世界モデルする町づくり」だが1、山の高台に住居を造り、漁港まで通勤、2、地域暖房を完備したエコタウン3、福祉都市構想と出来もせぬ大風呂敷を一席打った。やっと寝床を見つけ、寒さに震え、余震に怯え、食事もままならぬ被災者とってはカンの受け狙いの軽佻浮薄はマニフェストを実行できぬサギ政党、民主党に相応しい。増税論者の与謝野が谷垣に秋波を送り小か大連合の気配濃厚のようだが、敢えて沈没船に乗って心中覚悟か。写真は新装のマリンタワー