キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

世の中勘違いが多いもの・・

2011-05-05 10:01:15 | Weblog

ゴールデンウィークに入ってやっと各行楽地の人出が多くなったと報じられている。『安、近、短』と一時言われていたが『安』は安いではなく安全、安心の『安』だろう。態々遠出して地震に遭遇して交通機関が麻痺するのを考えれば『セーフティー・フアースト』だ。家族連れなどで大入りの大船フラワーセンターへ出掛けた。毎年この時期に『クレマチス展』を『湘南クレマチスの会』が開催しているが今年は5/8までと会員の知人から案内されてのこと。愛好家が丹精して育てた色取り取り、形も種々あるクレマチスを拝見した。これが『クレマチス』ですかと聞きたくなるような変わった種類もあるが展示会だから判る。世の中には勘違いしている事が以外に多くこの『クレマチス』も例外ではない。茶花に使う花『鉄線(テッセン)』が日本名で『クレマチス』は英語だと思っている人はかなり居る。Clmatisはギリシャ語のClema=巻き上げる、蔓(つる)からだそうだ。キンポウゲ科でクリスマスローズも仲間とのこと。まず『テッセン』(細く黒っぽく鉄線に似ているので)は中国から来た時の中国名で、日本の在来種は『風車(カザグルマ)』と呼ばれていた。面白いことにギリシャ、中国は『つる』からの命名で日本は花の形から名付けられた。テッセンの花弁は6枚でカザグルマは8枚と言うが7枚もあって枚数だけでは区別つかないようだ。大体花弁と思っているのは『萼(ガク)』であって花弁はなく『オシロイバナ』も花弁がない。便宜上花弁というが宿根草だが種でも増えて愛好家の中には交配して新種を創って楽しまれる方もある。色も変化して咲くので正に色々楽しめるようだ。一寸お聞きした耳学問だが連日明けても暮れても飽きもせずアホウな政治屋を『ドラミング』していては沽券に関わる。お前『キツツキ』は他に何もない無趣味だと言われるので偶には『浅く広いなけなしの付け焼刃』の薀蓄の一端をご披露した次第。写真は『テッセン』