The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:2023-Apr./3

2023-04-27 | ブックレヴュー&情報
※ 『闇の牢獄』ダヴィド・ラーゲルクランツ

カドカワ 2023年5月15日発売予定

【内容概略】
≪ストックホルムで起きた、サッカー審判員撲殺事件。地域警官のミカエラは捜査に参加、尋問
のスペシャリストで心理学者のハンス・レッケと出会う。彼は鎮痛剤の依存症だった。独特の心
理分析で捜査陣をかく乱するレッケだったが、ある日ミカエラが地下鉄に飛びこもうとした彼を
救ったことをきっかけに、二人は被害者の裏の顔と、事件の奥に潜む外交機密に突き当たる。
元ピアニストの経歴を持つレッケは、アフガニスタン移民である被害者の中に音楽の痕跡を見つ
けるが、そこには凄惨な過去が待ち構えていた。上流階級のレッケと移民のミカエラ。奇妙なコ
ンビは時と国境を越え、真実に迫る――。 ≫

『ミレニアム』を執筆したスティーグ・ラーソンが急逝した後、4‐6を書き継いだ著書によるバディ
シリーズ。
北欧ミステリ新境地・・・・とあります。

『ミレニアム』・・・・懐かしいですね。 もう15年以上前になりますでしょうか、発売当時夢中に
なって読んだ事を思い出します。 多分北欧ミステリに嵌ったきっかけになった作品です。
そんな、北欧ミステリ好きにとっては気になる作品です。

※ 『闇が迫る マクベス殺人事件』ナイオ・マーシュ

創元海外ミステリ 5月15日発売予定

【内容概略】
≪シェイクスピアの〈マクベス〉上映中に起きる殺人事件。容疑者は関係者のみ。
シリーズ探偵のアレン警部が不可解な謎に挑む!『闇が迫るーマクベス殺人事件』は一九八二年に死去
したナイオ・マーシュの絶筆。シェイクスピアの戯曲『マクベス』のリハーサルと上演を背景とした珠
玉のミステリで『マクベス』に詳しい人なら舞台面が眼に浮かぶほど斬新な演出が細部まで書き込まれ、
わくわくさせられる。 ≫

アレン警部シリーズの最終作品とあります。
ただ、多分(?)以前このシリーズは読んでいないので、いきなりの”最終作”となってしまうのですが、
シェイクスピアの『マクベス』との関連等楽しめそうな作品です。

※ 『シェフ探偵パールの事件簿』ジュリー・ワスマー

創元推理文庫 2023年5月19日発売予定

以前『刊行予定翻訳待ちの海外ミステリ:その(1)』でご紹介した作品の翻訳版です。

≪海辺のリゾート地ウィスタブルでシーフードレストランを経営するパールは、警察官になるという
かつての夢をあきらめきれず副業で探偵をはじめたばかりだ。そんな彼女のもとに依頼人が。パール
の友人の漁師に貸した金が返ってこないので、経済状態を探ってほしいというのだ。依頼は断ったも
のの、気になって友人の釣り船に行ってみたパールが見つけたのは、変わり果てた彼の姿だった……。
新米探偵パールが事件に挑むシリーズ第一弾。 ≫

前記事にも書きました様に、ドラマ化されており丁度再放送の予定があったのでもう一度見直しました。
しかし・・・、やはり以前観た時の印象は拭えず、今ひとつ盛り上がりに欠けるドラマになっていました。
どうもキャスティングミス、特に主演の女優さんが・・・・残念!でして(個人の感想です)

ただ、素材自体は面白そうなので念のため原作も読んでみようかな?と思っています。




(source : 創元社、カドカワ & etc.)