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コロナ禍の中で

2021-06-10 08:43:00 | ノンジャンル
【6月10日(木)】


ここ数日は天候に恵まれ、仕事もスムーズに進むようになってきました。

しかし、今日の天気は真夏日になる可能性もあるとの予報。

あまり暑くなりすぎると、熱中症の危険性もあり仕事もペースダウンになってしまいます。

何事もほどほどが宜しいかと思います。


さて、新型コロナ感染症の拡大により、いろんな産業がダメージを受けていますが、我々建築業界はさほど影響を受けていないとされていました。

しかしながら、最近になって「ウッドショック」を中心とした建築資材の高騰が叫けばれるようになりました。


「ウッドショック」とは、米国を中心とする木材需要増加に端を発し、木材の需要が世界的に増加し価格が高騰している現象です。

特に、住宅用の輸入建材は直近1年ほどで1・5倍近く値上がりし、品薄状態が続いていて、納期遅延など影響が大きくなっています。

秋田杉などの代用も考えられますが、難しいのが「構造材」。

床を支える梁材などは強度が求められるので、杉などの柔らかい樹種だとその分(2割程度)太いものにしなければなりません。

値段もさることながら、天井高さや納まりが難しくなってしまうのです。

収束までにはまだまだ見通しが立っていないみたいですので、どこまで影響が及ぶのかはかり知れません。

先日のテレビでのニュースでは、工事契約を断念している工務店の社長の談話が放映されていました。

早く落ち着いて欲しいものです。






≪4月に掘削が始まった工事現場ですが、本格的になってきました≫












≪地中梁の配筋・型枠作業が終了し、本日コンクリートの打設作業です。≫


弊社では粛々と工事を進めて行きたいと思います。