勘違いしてませんか？

ここのところ天気がパッとしなく、湿度が高くて蒸し暑い日が続いています。

夏らしいカラッとした天気になって欲しいものです。

【東北電力】の計画停電もひとまず今年の夏は回避できる見込みになった模様。

まずは一安心といったところでしょうか。


さて、皆さんも耳にしたことがある【オール電化住宅】。

全てを電気で賄う【オール電化住宅】。この『節電』の折、「時代と逆行しているのでは？」と思われている人も多いのでは。


それは【大きな勘違い】で、【オール電化住宅】は『エネルギー消費の少ない住宅』なのです。

もちろん『高気密・高断熱住宅』でなければいけないのですが。

少ないエネルギーで《冷やす・暖める》を行い、二酸化炭素を排出する炭素エネルギーを使用しない、『地球に優しい住宅』なのです。

今後は『自家発電装置』などと合わせて、より『電力消費の少ない住宅』になっていくものと思われます。

弊社ではこのほど、『シャープ』の太陽光発電システム【ＳＵＮＶＩＳＴＡ（サンビスタ）】の取扱いを開始しました。

従来も協力業者による取扱いを行ってはいたのですが、今後は自社施工を基本に工事を承ってまいります。

工事管理・施工を一貫して行うことにより、お客様のニーズに沿った対応が出来るものと考えております。

是非、感心のある方はお問い合わせくださいませ。

仮設住宅

先週の金曜日の１５日に縁があって岩手県の田野畑村へ行ってきました。

田野畑村では仮設住宅が入居希望者への提供が全て完了したそうです。

現地で仮設住宅を見させてもらったところ、「在来木造工法」でした。

仮設住宅の場合、多くが「プレハブ工法」。軽量鉄骨で組立てるのが主です。

再生可能と組立てが早い。ということでプレハブ工法が多いわけですが、「阪神・淡路大震災」ではその多くが廃棄になったそうです。

木材の場合は上手に解体すれば、一般住宅にも再生できるので人気があるとのこと。

再生の仕方は充分考慮して無駄のないようにして欲しいものです。


今回の震災は広範囲で多くの仮設住宅を建設しなければならなかったことから、各地でいろんな問題が出ました。

「雨漏れ」、「断熱材の有無」、「サッシのシングル、ペアサッシ」、「界壁の音の問題」など。

雨漏れは施工上のミスなので、これは技術者の選定の問題ですが、残りは仕様の取決めなので国や県で（特に国）で最低限の東北地方に見合った『標準仕様』なるものが必要だったと思われます。

政争も大切でしょうが、今回の震災の対応の遅れは誰もが認めるところ。

このような時にこそ、一丸となって復興プロジェクトを早く推し進めて欲しいものです。

安藤忠雄講演会

本日安藤忠雄さんの講演会に行ってきました。

安藤さんは言わずと知れた建築家。

国内のみならず海外でも評価されている著名な方です。

いろいろな美術館を手がけられていますが、このほど「新秋田県立美術館」の設計をされた関係で今回の講演会を催すことになったみたいです。

アトリオン音楽ホールは超満員で感心の深さがわかります。

講演は流暢な大阪弁の語り口（？）で笑いもあり楽しく聞かさせてもらいました。

自分で手がけた作品も数多く紹介しましたが、発想の素晴らしさにただお驚かされてしまいます。

貴重な時間をいただき感謝いたします。

これからも益々御活躍されることをご祈念申し上げます。