本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
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花咲小路商店街

2013年08月30日 | 小説
ちょっとさびれてはいるけれど、昔ながらの良さが残る古い商店街を舞台にした小説を読みました。

「花咲小路四丁目の聖人」 小路幸也 

主人公は塾を経営している25歳の亜弥。 70才になる父親とのふたり暮らし。
イギリス人であるこの父親、ただものではないのです…。

      

商店街のかばん屋の息子「克巳」と電気屋の息子「北斗」は、4歳年上の幼なじみの亜弥とは大人になってもいい友達。
さびれつつあるけれど、亜弥たちにとっては慣れ親しんだ居心地のいい花咲商店街。

そんな平和な商店街で、なにやら怪しい出来事が起こりつつあった…。

亜弥、克也と北斗、そして亜弥の父は真相をつきとめようする。

☆亜弥の父のキャラクター設定がおもいっきり変わっていて、おもしろい。
 どういう人物なのかは、読んでみてのお楽しみということで…。

なごやかな雰囲気のなか、とっぴな出来事が起こったり、物語の展開が面白いです。

小路さんの作品を読んだのは初めて。 他の作品も読んでみたいです。



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