双葉郡の中高一貫校で再び協議NHK
原発事故で多くの住民が避難している双葉郡の町村が、設置を目指している新たな中高一貫校について、郡内の町長や村長が意見を交わす会議が4日に開かれ、中学校と高校を併設する形で計画を進める方針を申し合わせました。
4日午後、郡山市で開かれた会議は、冒頭を除いて非公開で行われ、国や県の担当者の同席のもと、双葉郡の8つの町村の町長や村長、それに教育長が出席しました。
会議では、学校の形態について、町村の求めている、中学校と高校を併設する形で計画を進める方針で意見が一致しました。
その一方で県は、「当面は高校のみの新設として、既存の中学校との連携を図るべきだ」とする考えを示していて、今後、町村と県の間で調整を図ることになりました。また、開校の時期と設置場所については、4日の会議では決まらなかったということです。
双葉地方町村会の会長を務める広野町の山田基星町長は、「町村の間で、考え方に温度差があるので、議論を重ねる必要があるが、子どもたちに、いい教育を受けさせたいという共通の熱意のもと、少しでも早く、計画を具現化したい」と話していました。
中間一貫校の計画は、双葉郡から各地に避難する子どもたちが一緒に学べる学校を作ろうと、郡内の教育長でつくる協議会が考えたもので、再来年の春の開校を目指しています。
09月04日 19時07分
原発事故で多くの住民が避難している双葉郡の町村が、設置を目指している新たな中高一貫校について、郡内の町長や村長が意見を交わす会議が4日に開かれ、中学校と高校を併設する形で計画を進める方針を申し合わせました。
4日午後、郡山市で開かれた会議は、冒頭を除いて非公開で行われ、国や県の担当者の同席のもと、双葉郡の8つの町村の町長や村長、それに教育長が出席しました。
会議では、学校の形態について、町村の求めている、中学校と高校を併設する形で計画を進める方針で意見が一致しました。
その一方で県は、「当面は高校のみの新設として、既存の中学校との連携を図るべきだ」とする考えを示していて、今後、町村と県の間で調整を図ることになりました。また、開校の時期と設置場所については、4日の会議では決まらなかったということです。
双葉地方町村会の会長を務める広野町の山田基星町長は、「町村の間で、考え方に温度差があるので、議論を重ねる必要があるが、子どもたちに、いい教育を受けさせたいという共通の熱意のもと、少しでも早く、計画を具現化したい」と話していました。
中間一貫校の計画は、双葉郡から各地に避難する子どもたちが一緒に学べる学校を作ろうと、郡内の教育長でつくる協議会が考えたもので、再来年の春の開校を目指しています。
09月04日 19時07分