福島 信夫山ネコの憂うつブログ
「反原発」による「福島壊滅、逃げてください!」デマを除染するにゃ
出た!毎日新聞日野記者のデマ記事に 早野龍五先生もプンプン丸だにゃ
9月だけど、何だか「ゲリラ豪雨」みたいなやつ、終わらないね~。この前は福島・宮城県境(国見SA)ですんごい雨に遭遇した。前が見えないよ~、暗くなってみんなライト点灯。でも福島盆地まで帰ってきたらカンカン照り、暑い~。どうなってるんだ~。
さてさて、やっぱり出ましたにゃ~!毎日新聞名物「反福島記者」日野クンのデマ記事!
http://mainichi.jp/opinion/news/20130905k0000m070160000c.html
記者の目:骨抜きの原発被災者「支援法」=日野行介 毎日新聞 2013年09月05日 00時46分
東京電力福島第1原発事故による被災者支援を掲げる「子ども・被災者生活支援法」の基本方針取りまとめを担当していた復興庁参事官(当時)による暴言ツイッター問題をきっかけに、支援法の骨抜きを進める政府の「真意」を報じてきた。取材の過程で、政府の無責任ぶりと不透明な政策決定過程が明らかになり、不信感は増すばかりだ。
支援法は原発事故による被災者支援のあり方を定めた理念法だ。昨年6月、超党派の議員立法で提案され全会一致で可決、成立した。放射性物質は自治体の境界を超えて拡散する。健康への影響の評価が定まらない現状では、被災者一人一人の意思を尊重した支援が求められる。このため、支援法は国の避難指示基準(年間累積線量20ミリシーベルト超)には達していないものの、放射線量が一定基準以上の地域を「支援対象地域」とし、国が住宅や医療面で被災者を支援すると規定した。支援対象地域での▽居住▽避難▽避難からの帰還--のいずれについても、個人の選択を尊重するとした点に大きな特徴がある。
◇法の理念離れた対象地域決定
だが、成立1年2カ月後の先月30日に復興庁が公表した基本方針案は、本末転倒と言うほかないものだった。放射線量の一定基準を定めないまま、福島県内33市町村を支援対象地域としたからだ。根本匠復興相は線量による画一的な線引きは「地域を分断する」としたが、「地域」ではなく「被災者」を支援するという法の理念とかけ離れている。
もともと、支援法に基づく施策の推進を求める国会議員や市民団体は、法令などが定める一般人の線量限度(年間累積線量1ミリシーベルト)を支援対象地域の基準とするよう求めてきた。だが、復興庁は当初から1ミリシーベルトを基準にするつもりはなかったようだ。福島県外への対象拡大や財政支出増大などを懸念したと見られる。一方で1ミリシーベルトと20ミリシーベルト以外に基準となり得る数値がないため、基本方針案策定の先送りを続けたのが実態だ。
基本方針案と同時に、約120の施策も発表されたが、ここからも骨抜きの意図が透けて見える。8割程度は各省庁が実施する既存施策で、県外避難者向けと見られる新施策は2、3だけ。昨年12月に新規受け付けが打ち切られ、復活を求める声が強かった県外避難者のための家賃補助も、「避難者の帰還が進んでいる」との理由で盛り込まれなかった。支援法にうたわれた「個人の選択の尊重」を無視して、福島への帰還促進を打ち出しただけと言わざるを得ない。
◇福島帰還ありき、検討の順序が逆
不透明なプロセスも問題だ。基準線量を定めなかった点について、復興相は「関係省庁との議論を踏まえた」と説明するが、議論はすべて密室で行われた。例えば復興庁元参事官は3月8日に「懸案が一つ解決。白黒つけずに曖昧なままにしておくことに関係者が同意」とツイートした。関係省庁の幹部が秘密裏に集まり、線量基準を含めた放射線対策の検討過程を、7月の参院選後まで表に出さないよう話し合っていたという。元参事官による書き込みがなければ、この「密議」自体が明らかにならなかったはずだ。
原子力規制委員会は先月28日、避難者の帰還を促すための検討チームを設置した。空間線量の推計値に比べ、数値が低く出やすい個人線量計のデータを集めて避難者を安心させると共に、線量に基づかない支援対象地域指定の「科学的根拠」を後付けで示す狙いがある。だが、意図的に低くなるよう集められたデータは信用されるだろうか。そもそも、初めに帰還ありきでは検討の順序が明らかに逆だ。
支援法は、施策に被災者の意見を反映し、プロセスを透明化するよう規定している。復興相は「職員が市民団体の集会で意見を聞いた」というが、元参事官は集会の参加者を「左翼のクソども」とツイッターで中傷していた。今さら「集会で意見を聞いた」と言われても説得力がない。実際、団体側からは「望んだものとかけ離れている」と憤る声が相次いでいる。1年2カ月も待たせた揚げ句、密室での協議を経て基本方針案を公表したところで、広い理解が得られるはずもない。
支援法の付則は線量調査の結果に沿って毎年対象区域を見直すよう規定している。線量ごとの人口、財政支出の見込みなど、幅広いデータを示し、プロセスを透明化したうえで基本方針を決めるべきだ。国民が被災者支援の内容について議論を尽くせるよう、国は情報開示に努めなければならない。(東京社会部)
というわけで、いつものように「市民団体」の代弁に励み、「福島からの避難=正義」とする日野ちゃんらしいバカげた記事だが、個人の政治志向、美意識等は仕方ないとして、決定的デマは、「空間線量の推計値に比べ、数値が低く出やすい個人線量計のデータを集めて」というクダリだ。
個人線量計、つまり「ガラスバッヂ」等(後で引用する早野先生のツイートに出てくるが、一時間毎に線量が見られる電子式個人線量計もある)だが、これは「数値が低く出やすい」ではない。事実として空間線量累積より、個人の被曝量累積の方がずっと少ないのである。これはこのブログに集う福島で生活する人ならば、実感としてわかると思う。その理由は、人間は屋内にいる時間が結構長かったり、モニタリング地点の空間線量よりもっと低い地点にいる時間が長かったりするためだろう。それが現実の「生活」ってものだ。福島で生活もせず、福島に生きる人の気持ちなんかわかりもせず、心の底では絶対安全だと思っている東京のオフィスで無責任な「福島潰し」原稿を「正義」として書いているヤツの顔が浮かぶよ、醜い顔だにゃ。
日野記者は自分の政治的意図や「好み」のために、ウソ・デタラメを書くのはもうやめるべきだ。こういう「行為」が、どれだけ我々「福島で生活する者」を精神的に苦しめているか、そろそろ理解してもいいんじゃね?毎日新聞は潰れかける前には「三大紙」だったんだから少しは誇りを持てよ、煽り記事で「市民」に媚びて買ってもらうんじゃなくてさ。
このクズ記事の、あまりのデタラメぶりに鋭く反応したのが、早野龍五先生だ。
(毎日新聞の日野記者は,またとんでもない記事を)http://t.co/fdV4GjAvpS 「空間線量の推計値に比べ、数値が低く出やすい個人線量計のデータを集めて避難者を安心させると共に…」個人線量が空間線量推計より十分に低いデータは多数あり,自治体担当者も知る人が多い..
hayano 2013-09-05 17:59:43
↓2011年5月から丸一年,福島のTUFテレビ社員34人(多くの外勤を含む)が記録し続けた個人線量.バックグラウンド含めて平均で1.3mSv/年.この間,福島市のモニタリングポストの積分値は約9mSvに達した.http://t.co/F5f2Ca6skM
hayano 2013-09-05 18:07:05
そのTUFの「やぁど」さんこそは、かなり早い段階(確か2011年)で「空間線量累積」より「個人線量累積」がずっと低いということに気づいて、発信していた人だ。「やぁど」さんのツイートは・・・
大森真 @yard_1957 23時間
(斗ヶ沢 @hidetoga さんには悪いが、日野記者のhttp://mainichi.jp/opinion/news/20130905k0000m070160000c2.html …特に2段落目は、ネット上に氾濫する「デマ」にも匹敵する酷さだと思う.デスクなり編集長なりに注意喚起するレベル)
大森真 @yard_1957 22時間
(おそらく彼には「その報道を見た福島県の人がどれだけ傷つくか」とか「それによるストレスでどれだけ健康を害し、場合によっては生命にかかわるか」とかの意識は全くないのだろう.僕はこれは人権の侵害にすらあたる問題だと思うし、「責任取れるのか」と聞きたい)
まさに御意でありますにゃ~。それで斗ヶ沢さんが反応してくれた。
斗ヶ沢秀俊 @hidetoga 14時間
私もその部分はおかしいと思い、日野記者にメールで意見を伝えておきました。RT @yard_1957 日野記者のhttp://mainichi.jp/opinion/news/20130905k0000m070160000c2.html … 特に2段落目は、ネット上に氾濫する「デマ」にも匹敵する酷さだと思う
このクズ記事、早野さんのツイート等を、さっそくパセリさんが「まとめ」た。
個人線量とモニタリングポストからの推計の違い
http://togetter.com/li/559602
早野さんのツイート「時間毎の記録が取れる電子式線量計」について
ryugo hayano @hayano 9月5日
大変に強力.住民の方々と一緒に線量計データを眺め,対話するのがキモ.「え,10時間農地にいてもこの数値?」とか. @kaztsuda: 時間毎の記録が取れる電子式線量計で生活環境の中で高い場所を探すというアイデア、2年前に言ってたことがようやく日の目を見てうれしい
ryugo hayano @hayano 9月5日
↓ 一対一で話すより,個人線量計の一時間ごとのデータ見ながら,地域の方々とワイワイやるほうが良い.「ずっと農地にいてもこのくらい?」「俺は大熊行ってから,その日は高い.納得」とか.20km圏内に戻った方でも1年推計で1mSvを超えない方が多くおられます.
ryugo hayano @hayano 9月5日
↓(現時点では,線量計を装着しておられる方が少ないので,データを出すと個人が特定されます.もう少しデータが増えたら,何らかの形で公開.)
ryugo hayano @hayano 9月5日
なのに朝日は「政府、被曝量の自己管理を提案」 http://bit.ly/1ei3YLB とミスリードする記事を書いた.@kaztsuda: ガラスバッジと比べた利点は…「行政から管理されている」という不信感を払拭できることが一番かなぁ
どうやら早野先生の計画をアサヒが妨害したようだね~、ついでにこのアサヒ記事も貼っておこう。
http://www.asahi.com/politics/update/0629/TKY201306280625.html
政府、被曝量の自己管理を提案
【青木美希】政府が福島県田村市の除染作業完了後に開いた住民説明会で、空気中の放射線量を毎時0・23マイクロシーベルト(年1ミリシーベルト)以下にする目標を達成できなくても、一人ひとりが線量計を身につけ、実際に浴びる「個人線量」が年1ミリを超えないように自己管理しながら自宅で暮らす提案をしていたことが分かった。
「その気なら増産してもらう」
田村市都路(みやこじ)地区は避難指示解除準備区域に指定され、自宅に住めない。政府が計画した除染作業は一通り終わったが、住宅地は平均毎時0・32~0・54マイクロにとどまり、大半の地点で目標に届かなかった。政府は今月23日に住民説明会を一部非公開で開いた。
朝日新聞が入手した録音記録によると、住民から「目標値まで国が除染すると言っていた」として再除染の要望が相次いだが、政府側は現時点で再除染に応じず、目標値について「1日外に8時間いた場合に年1ミリを超えないという前提で算出され、個人差がある」と説明。「0・23マイクロと、実際に個人が生活して浴びる線量は結びつけるべきではない」としたうえで「新型の優れた線量計を希望者に渡すので自分で確認してほしい」と述べ、今夏のお盆前にも自宅で生活できるようにすると伝えた。
説明会を主催した復興庁の責任者の秀田智彦統括官付参事官は取材に「無尽蔵に予算があれば納得してもらうまで除染できるが、とてもやりきれない。希望者には線量計で一人ひとり判断してもらうという提案が(政府側から)あった」と述べた。除染で線量を下げて住民が帰る環境を整える従来の方針から、目標に届かなくても自宅へ帰り被曝(ひばく)線量を自己管理して暮らすことを促す方向へ、政策転換が進む可能性がある。
環境省は取材に対して説明会での同省の発言を否定した。録音記録があり、多くの住民も証言していると伝えたが、明確な回答はなかった。
この「提案」のどこが悪いのか?アサヒは、実際の個人の被曝量が低くても、空間線量が年1ミリになるまで除染しなければ帰還させるな、と言いたいらしい。まるでタケダ師と同じ・・・って言うか、要するに何が何でも「避難のまま」にさせたい、そのために邪魔になる「個人線量計」が攻撃目標ってわけだ。ヒノ記事と同じだね。それにしても早野先生がアサヒと毎日にプンプン丸ってことは、世界的物理学者が信夫山ネコと同じだね~、うれしいにゃ~。
またこちらは「震災直後より初の東北・福島県に赴任」という「しげさん」のツイートをglasscatfishさんがまとめた、
福島での個人積算線量は意外に低い(空間線量からの予測値との比較)
http://togetter.com/li/559216
@shigesan_moe さんがツイートしておられた個人の積算線量の数値(1年間で1mSvにも届かない)とフォロワーの方とのやり取りをまとめました。安斎先生が紹介しておられた例でも、個人の積算線量は自然放射能を含んで 1.3mSv/年程度、モニタリングポストの7分の1程度の値だそうです。
それから「空間線量」と「個人線量計」の問題はこちら、clear_wtさんの「まとめ」がいいです。
環境におけるガラスバッジや個人線量計による測定値の妥当性~サーベイメータとの比較
http://togetter.com/li/468355
ヒノ記事の問題の個所の後には「避難者を安心させる」が悪いことのように書かれている。前回エントリーでも書いたが、という事は「避難者を不安にさせる」=良いこと、だ。まさしくこれがコイツらの「願望」だ。また「意図的に低くなるよう集められたデータ」とあるが、これも悪質なデマだ。「個人線量計データは、「意図的」ではなく「事実として低いデータ」である。郡山の順一さんが戦った上杉隆のデマ報道「モニタリングポスト周辺を水洗いして集めたデータ」とそっくりなのに呆れるね~。また「初めに帰還ありきでは検討の順序が明らかに逆だ」とあるが、それじゃオマエらの「初めに避難ありき」は正しいのか?
バカも安見安見言え。
ま、日野記者のこれまでの「福島デマ攻撃」はここにまとめてあるから見てね~。
ついに福島県立医大が毎日新聞(日野行介記者)に抗議!!!注目にゃ (4/28重要追記あり)
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-138.html
あ~、「福島のエートス」安東さんのツイートが、痛いとこ突いてるよ。
毎日新聞東京社会部の日野行介さんは、空間線量に基づく一律線量基準による線引きが、どれほど不合理で、被災地にどれほどの悪影響をもたらしているか、きちんと取材されてみたらどうかな。.
ando_ryoko 2013-09-05 17:33:59
線引きは、生活を内面から分断し、損なうもの。当事者が様々な思いを抱くのは当然だけれど、遠地にいて影響をうけない人間が、線引きに関して、思慮のない見解をばらまくのは、私は、絶対に許せない。.
ando_ryoko 2013-09-05 17:49:18
遠くの安全地帯から「高め目線」。普通の福島人が生活する「現場」には近づかない。「市民団体」じゃない普通の福島人との付き合いがないんだろう。どうしてマスゴミはこうなのか?考えてみれば原発事故直後、「現場」に近づかずに「政府・東電」の発表をそのまま「記事」にしていたのと同じじゃないか。それが今は「市民団体」等の発表に代わっただけだ。「市民団体」と癒着して「講演会」やってる記者に、「きちんと取材」はムリだ。
明日「東京オリンピック」がどうなるか知ったこっちゃないが、そもそも日本のマスゴミが「福島は汚染水で壊滅している」「福島はダメなんだ」と煽ったお蔭で、海外メディアが大騒ぎして「風前の灯」という説もあるね。しかし現実は、
http://www.minyu-net.com/news/news/0904/news4.html
セシウムなど検出せず 本県沖の試験操業海域
東京電力福島第1原発の汚染水問題を受け、県は3日、本県沖での試験操業の海域となる6地点で8月に採取した海水の放射性物質検査結果を発表、放射性セシウムとトリチウムは全地点から検出されなかった。
ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質は1リットル当たり0.02~0.03ベクレル検出されたが、県は「原発事故前の検出値と比べても同程度」(放射線監視室)との見解を示した。
海水に含まれる放射性物質濃度の監視を強める一環で、従来のセシウム以外にトリチウムと、ベータ線を出す放射性物質を検査対象に追加。対策強化後に結果が示されるのは初めて。
調査した6地点は、新地町釣師沖1.5キロ、相馬市磯部沖0.8キロ、南相馬市鹿島沖0.6キロ、いわき市四倉沖、江名沖、勿来沖各0.5キロ。8月2、6の両日、地点ごとに表層と水深7メートルから海水を採取した。(2013年9月4日 福島民友ニュース)
ってことだけどね~。こんなの結局は「希釈して海に流す」しかないんじゃネ~?
外国から見たら「フクシマ」も「トウキョウ」も「ニッポン」も同じだ。「フクシマ」忌避=「トウキョウ・ニッポン」忌避、早い話が山本太郎の「被曝するからフクシマで駅伝やるな」=「被曝するからトウキョウでオリンピックやるな」ってことだ。もしオリンピック「落選」なら、自国マスゴミが煽った最大の自爆「風評被害」ってことになるのか?
某国のオリンピックに当てた「ネガキャン」もすごいね~。福島以外の日本の皆さん、これが「風評加害」ですよ~。「ゼロベクレルじゃなきゃイヤ」病のコワさですよ~(どうして1964年の東京オリンピックは米中ソの核実験による汚染ピークの中でやったんですけど、って言わないのかね~?)。皆さんは初体験でしょうが、福島では毎日これにヤラれています、ず~っとです。この某国が「放射脳」や「反原発」、毎日の日野、アサヒの本田記者、「市民団体」等に当たると考えると、とても理解しやすいと思います。これで福島人の気持ち、少しは伝わったかしらん?
一応「ガンガレ東京」と書いておくか、同じ風評被害者、精神的被害者として。福島にとっては喫緊の課題じゃないけど。「当選」ならもちろん、聖火ランナーは7年後の国道6号線にその雄姿を見せることだろう。
「反原発」による「福島壊滅、逃げてください!」デマを除染するにゃ
出た!毎日新聞日野記者のデマ記事に 早野龍五先生もプンプン丸だにゃ
9月だけど、何だか「ゲリラ豪雨」みたいなやつ、終わらないね~。この前は福島・宮城県境(国見SA)ですんごい雨に遭遇した。前が見えないよ~、暗くなってみんなライト点灯。でも福島盆地まで帰ってきたらカンカン照り、暑い~。どうなってるんだ~。
さてさて、やっぱり出ましたにゃ~!毎日新聞名物「反福島記者」日野クンのデマ記事!
http://mainichi.jp/opinion/news/20130905k0000m070160000c.html
記者の目:骨抜きの原発被災者「支援法」=日野行介 毎日新聞 2013年09月05日 00時46分
東京電力福島第1原発事故による被災者支援を掲げる「子ども・被災者生活支援法」の基本方針取りまとめを担当していた復興庁参事官(当時)による暴言ツイッター問題をきっかけに、支援法の骨抜きを進める政府の「真意」を報じてきた。取材の過程で、政府の無責任ぶりと不透明な政策決定過程が明らかになり、不信感は増すばかりだ。
支援法は原発事故による被災者支援のあり方を定めた理念法だ。昨年6月、超党派の議員立法で提案され全会一致で可決、成立した。放射性物質は自治体の境界を超えて拡散する。健康への影響の評価が定まらない現状では、被災者一人一人の意思を尊重した支援が求められる。このため、支援法は国の避難指示基準(年間累積線量20ミリシーベルト超)には達していないものの、放射線量が一定基準以上の地域を「支援対象地域」とし、国が住宅や医療面で被災者を支援すると規定した。支援対象地域での▽居住▽避難▽避難からの帰還--のいずれについても、個人の選択を尊重するとした点に大きな特徴がある。
◇法の理念離れた対象地域決定
だが、成立1年2カ月後の先月30日に復興庁が公表した基本方針案は、本末転倒と言うほかないものだった。放射線量の一定基準を定めないまま、福島県内33市町村を支援対象地域としたからだ。根本匠復興相は線量による画一的な線引きは「地域を分断する」としたが、「地域」ではなく「被災者」を支援するという法の理念とかけ離れている。
もともと、支援法に基づく施策の推進を求める国会議員や市民団体は、法令などが定める一般人の線量限度(年間累積線量1ミリシーベルト)を支援対象地域の基準とするよう求めてきた。だが、復興庁は当初から1ミリシーベルトを基準にするつもりはなかったようだ。福島県外への対象拡大や財政支出増大などを懸念したと見られる。一方で1ミリシーベルトと20ミリシーベルト以外に基準となり得る数値がないため、基本方針案策定の先送りを続けたのが実態だ。
基本方針案と同時に、約120の施策も発表されたが、ここからも骨抜きの意図が透けて見える。8割程度は各省庁が実施する既存施策で、県外避難者向けと見られる新施策は2、3だけ。昨年12月に新規受け付けが打ち切られ、復活を求める声が強かった県外避難者のための家賃補助も、「避難者の帰還が進んでいる」との理由で盛り込まれなかった。支援法にうたわれた「個人の選択の尊重」を無視して、福島への帰還促進を打ち出しただけと言わざるを得ない。
◇福島帰還ありき、検討の順序が逆
不透明なプロセスも問題だ。基準線量を定めなかった点について、復興相は「関係省庁との議論を踏まえた」と説明するが、議論はすべて密室で行われた。例えば復興庁元参事官は3月8日に「懸案が一つ解決。白黒つけずに曖昧なままにしておくことに関係者が同意」とツイートした。関係省庁の幹部が秘密裏に集まり、線量基準を含めた放射線対策の検討過程を、7月の参院選後まで表に出さないよう話し合っていたという。元参事官による書き込みがなければ、この「密議」自体が明らかにならなかったはずだ。
原子力規制委員会は先月28日、避難者の帰還を促すための検討チームを設置した。空間線量の推計値に比べ、数値が低く出やすい個人線量計のデータを集めて避難者を安心させると共に、線量に基づかない支援対象地域指定の「科学的根拠」を後付けで示す狙いがある。だが、意図的に低くなるよう集められたデータは信用されるだろうか。そもそも、初めに帰還ありきでは検討の順序が明らかに逆だ。
支援法は、施策に被災者の意見を反映し、プロセスを透明化するよう規定している。復興相は「職員が市民団体の集会で意見を聞いた」というが、元参事官は集会の参加者を「左翼のクソども」とツイッターで中傷していた。今さら「集会で意見を聞いた」と言われても説得力がない。実際、団体側からは「望んだものとかけ離れている」と憤る声が相次いでいる。1年2カ月も待たせた揚げ句、密室での協議を経て基本方針案を公表したところで、広い理解が得られるはずもない。
支援法の付則は線量調査の結果に沿って毎年対象区域を見直すよう規定している。線量ごとの人口、財政支出の見込みなど、幅広いデータを示し、プロセスを透明化したうえで基本方針を決めるべきだ。国民が被災者支援の内容について議論を尽くせるよう、国は情報開示に努めなければならない。(東京社会部)
というわけで、いつものように「市民団体」の代弁に励み、「福島からの避難=正義」とする日野ちゃんらしいバカげた記事だが、個人の政治志向、美意識等は仕方ないとして、決定的デマは、「空間線量の推計値に比べ、数値が低く出やすい個人線量計のデータを集めて」というクダリだ。
個人線量計、つまり「ガラスバッヂ」等(後で引用する早野先生のツイートに出てくるが、一時間毎に線量が見られる電子式個人線量計もある)だが、これは「数値が低く出やすい」ではない。事実として空間線量累積より、個人の被曝量累積の方がずっと少ないのである。これはこのブログに集う福島で生活する人ならば、実感としてわかると思う。その理由は、人間は屋内にいる時間が結構長かったり、モニタリング地点の空間線量よりもっと低い地点にいる時間が長かったりするためだろう。それが現実の「生活」ってものだ。福島で生活もせず、福島に生きる人の気持ちなんかわかりもせず、心の底では絶対安全だと思っている東京のオフィスで無責任な「福島潰し」原稿を「正義」として書いているヤツの顔が浮かぶよ、醜い顔だにゃ。
日野記者は自分の政治的意図や「好み」のために、ウソ・デタラメを書くのはもうやめるべきだ。こういう「行為」が、どれだけ我々「福島で生活する者」を精神的に苦しめているか、そろそろ理解してもいいんじゃね?毎日新聞は潰れかける前には「三大紙」だったんだから少しは誇りを持てよ、煽り記事で「市民」に媚びて買ってもらうんじゃなくてさ。
このクズ記事の、あまりのデタラメぶりに鋭く反応したのが、早野龍五先生だ。
(毎日新聞の日野記者は,またとんでもない記事を)http://t.co/fdV4GjAvpS 「空間線量の推計値に比べ、数値が低く出やすい個人線量計のデータを集めて避難者を安心させると共に…」個人線量が空間線量推計より十分に低いデータは多数あり,自治体担当者も知る人が多い..
hayano 2013-09-05 17:59:43
↓2011年5月から丸一年,福島のTUFテレビ社員34人(多くの外勤を含む)が記録し続けた個人線量.バックグラウンド含めて平均で1.3mSv/年.この間,福島市のモニタリングポストの積分値は約9mSvに達した.http://t.co/F5f2Ca6skM
hayano 2013-09-05 18:07:05
そのTUFの「やぁど」さんこそは、かなり早い段階(確か2011年)で「空間線量累積」より「個人線量累積」がずっと低いということに気づいて、発信していた人だ。「やぁど」さんのツイートは・・・
大森真 @yard_1957 23時間
(斗ヶ沢 @hidetoga さんには悪いが、日野記者のhttp://mainichi.jp/opinion/news/20130905k0000m070160000c2.html …特に2段落目は、ネット上に氾濫する「デマ」にも匹敵する酷さだと思う.デスクなり編集長なりに注意喚起するレベル)
大森真 @yard_1957 22時間
(おそらく彼には「その報道を見た福島県の人がどれだけ傷つくか」とか「それによるストレスでどれだけ健康を害し、場合によっては生命にかかわるか」とかの意識は全くないのだろう.僕はこれは人権の侵害にすらあたる問題だと思うし、「責任取れるのか」と聞きたい)
まさに御意でありますにゃ~。それで斗ヶ沢さんが反応してくれた。
斗ヶ沢秀俊 @hidetoga 14時間
私もその部分はおかしいと思い、日野記者にメールで意見を伝えておきました。RT @yard_1957 日野記者のhttp://mainichi.jp/opinion/news/20130905k0000m070160000c2.html … 特に2段落目は、ネット上に氾濫する「デマ」にも匹敵する酷さだと思う
このクズ記事、早野さんのツイート等を、さっそくパセリさんが「まとめ」た。
個人線量とモニタリングポストからの推計の違い
http://togetter.com/li/559602
早野さんのツイート「時間毎の記録が取れる電子式線量計」について
ryugo hayano @hayano 9月5日
大変に強力.住民の方々と一緒に線量計データを眺め,対話するのがキモ.「え,10時間農地にいてもこの数値?」とか. @kaztsuda: 時間毎の記録が取れる電子式線量計で生活環境の中で高い場所を探すというアイデア、2年前に言ってたことがようやく日の目を見てうれしい
ryugo hayano @hayano 9月5日
↓ 一対一で話すより,個人線量計の一時間ごとのデータ見ながら,地域の方々とワイワイやるほうが良い.「ずっと農地にいてもこのくらい?」「俺は大熊行ってから,その日は高い.納得」とか.20km圏内に戻った方でも1年推計で1mSvを超えない方が多くおられます.
ryugo hayano @hayano 9月5日
↓(現時点では,線量計を装着しておられる方が少ないので,データを出すと個人が特定されます.もう少しデータが増えたら,何らかの形で公開.)
ryugo hayano @hayano 9月5日
なのに朝日は「政府、被曝量の自己管理を提案」 http://bit.ly/1ei3YLB とミスリードする記事を書いた.@kaztsuda: ガラスバッジと比べた利点は…「行政から管理されている」という不信感を払拭できることが一番かなぁ
どうやら早野先生の計画をアサヒが妨害したようだね~、ついでにこのアサヒ記事も貼っておこう。
http://www.asahi.com/politics/update/0629/TKY201306280625.html
政府、被曝量の自己管理を提案
【青木美希】政府が福島県田村市の除染作業完了後に開いた住民説明会で、空気中の放射線量を毎時0・23マイクロシーベルト(年1ミリシーベルト)以下にする目標を達成できなくても、一人ひとりが線量計を身につけ、実際に浴びる「個人線量」が年1ミリを超えないように自己管理しながら自宅で暮らす提案をしていたことが分かった。
「その気なら増産してもらう」
田村市都路(みやこじ)地区は避難指示解除準備区域に指定され、自宅に住めない。政府が計画した除染作業は一通り終わったが、住宅地は平均毎時0・32~0・54マイクロにとどまり、大半の地点で目標に届かなかった。政府は今月23日に住民説明会を一部非公開で開いた。
朝日新聞が入手した録音記録によると、住民から「目標値まで国が除染すると言っていた」として再除染の要望が相次いだが、政府側は現時点で再除染に応じず、目標値について「1日外に8時間いた場合に年1ミリを超えないという前提で算出され、個人差がある」と説明。「0・23マイクロと、実際に個人が生活して浴びる線量は結びつけるべきではない」としたうえで「新型の優れた線量計を希望者に渡すので自分で確認してほしい」と述べ、今夏のお盆前にも自宅で生活できるようにすると伝えた。
説明会を主催した復興庁の責任者の秀田智彦統括官付参事官は取材に「無尽蔵に予算があれば納得してもらうまで除染できるが、とてもやりきれない。希望者には線量計で一人ひとり判断してもらうという提案が(政府側から)あった」と述べた。除染で線量を下げて住民が帰る環境を整える従来の方針から、目標に届かなくても自宅へ帰り被曝(ひばく)線量を自己管理して暮らすことを促す方向へ、政策転換が進む可能性がある。
環境省は取材に対して説明会での同省の発言を否定した。録音記録があり、多くの住民も証言していると伝えたが、明確な回答はなかった。
この「提案」のどこが悪いのか?アサヒは、実際の個人の被曝量が低くても、空間線量が年1ミリになるまで除染しなければ帰還させるな、と言いたいらしい。まるでタケダ師と同じ・・・って言うか、要するに何が何でも「避難のまま」にさせたい、そのために邪魔になる「個人線量計」が攻撃目標ってわけだ。ヒノ記事と同じだね。それにしても早野先生がアサヒと毎日にプンプン丸ってことは、世界的物理学者が信夫山ネコと同じだね~、うれしいにゃ~。
またこちらは「震災直後より初の東北・福島県に赴任」という「しげさん」のツイートをglasscatfishさんがまとめた、
福島での個人積算線量は意外に低い(空間線量からの予測値との比較)
http://togetter.com/li/559216
@shigesan_moe さんがツイートしておられた個人の積算線量の数値(1年間で1mSvにも届かない)とフォロワーの方とのやり取りをまとめました。安斎先生が紹介しておられた例でも、個人の積算線量は自然放射能を含んで 1.3mSv/年程度、モニタリングポストの7分の1程度の値だそうです。
それから「空間線量」と「個人線量計」の問題はこちら、clear_wtさんの「まとめ」がいいです。
環境におけるガラスバッジや個人線量計による測定値の妥当性~サーベイメータとの比較
http://togetter.com/li/468355
ヒノ記事の問題の個所の後には「避難者を安心させる」が悪いことのように書かれている。前回エントリーでも書いたが、という事は「避難者を不安にさせる」=良いこと、だ。まさしくこれがコイツらの「願望」だ。また「意図的に低くなるよう集められたデータ」とあるが、これも悪質なデマだ。「個人線量計データは、「意図的」ではなく「事実として低いデータ」である。郡山の順一さんが戦った上杉隆のデマ報道「モニタリングポスト周辺を水洗いして集めたデータ」とそっくりなのに呆れるね~。また「初めに帰還ありきでは検討の順序が明らかに逆だ」とあるが、それじゃオマエらの「初めに避難ありき」は正しいのか?
バカも安見安見言え。
ま、日野記者のこれまでの「福島デマ攻撃」はここにまとめてあるから見てね~。
ついに福島県立医大が毎日新聞(日野行介記者)に抗議!!!注目にゃ (4/28重要追記あり)
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-138.html
あ~、「福島のエートス」安東さんのツイートが、痛いとこ突いてるよ。
毎日新聞東京社会部の日野行介さんは、空間線量に基づく一律線量基準による線引きが、どれほど不合理で、被災地にどれほどの悪影響をもたらしているか、きちんと取材されてみたらどうかな。.
ando_ryoko 2013-09-05 17:33:59
線引きは、生活を内面から分断し、損なうもの。当事者が様々な思いを抱くのは当然だけれど、遠地にいて影響をうけない人間が、線引きに関して、思慮のない見解をばらまくのは、私は、絶対に許せない。.
ando_ryoko 2013-09-05 17:49:18
遠くの安全地帯から「高め目線」。普通の福島人が生活する「現場」には近づかない。「市民団体」じゃない普通の福島人との付き合いがないんだろう。どうしてマスゴミはこうなのか?考えてみれば原発事故直後、「現場」に近づかずに「政府・東電」の発表をそのまま「記事」にしていたのと同じじゃないか。それが今は「市民団体」等の発表に代わっただけだ。「市民団体」と癒着して「講演会」やってる記者に、「きちんと取材」はムリだ。
明日「東京オリンピック」がどうなるか知ったこっちゃないが、そもそも日本のマスゴミが「福島は汚染水で壊滅している」「福島はダメなんだ」と煽ったお蔭で、海外メディアが大騒ぎして「風前の灯」という説もあるね。しかし現実は、
http://www.minyu-net.com/news/news/0904/news4.html
セシウムなど検出せず 本県沖の試験操業海域
東京電力福島第1原発の汚染水問題を受け、県は3日、本県沖での試験操業の海域となる6地点で8月に採取した海水の放射性物質検査結果を発表、放射性セシウムとトリチウムは全地点から検出されなかった。
ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質は1リットル当たり0.02~0.03ベクレル検出されたが、県は「原発事故前の検出値と比べても同程度」(放射線監視室)との見解を示した。
海水に含まれる放射性物質濃度の監視を強める一環で、従来のセシウム以外にトリチウムと、ベータ線を出す放射性物質を検査対象に追加。対策強化後に結果が示されるのは初めて。
調査した6地点は、新地町釣師沖1.5キロ、相馬市磯部沖0.8キロ、南相馬市鹿島沖0.6キロ、いわき市四倉沖、江名沖、勿来沖各0.5キロ。8月2、6の両日、地点ごとに表層と水深7メートルから海水を採取した。(2013年9月4日 福島民友ニュース)
ってことだけどね~。こんなの結局は「希釈して海に流す」しかないんじゃネ~?
外国から見たら「フクシマ」も「トウキョウ」も「ニッポン」も同じだ。「フクシマ」忌避=「トウキョウ・ニッポン」忌避、早い話が山本太郎の「被曝するからフクシマで駅伝やるな」=「被曝するからトウキョウでオリンピックやるな」ってことだ。もしオリンピック「落選」なら、自国マスゴミが煽った最大の自爆「風評被害」ってことになるのか?
某国のオリンピックに当てた「ネガキャン」もすごいね~。福島以外の日本の皆さん、これが「風評加害」ですよ~。「ゼロベクレルじゃなきゃイヤ」病のコワさですよ~(どうして1964年の東京オリンピックは米中ソの核実験による汚染ピークの中でやったんですけど、って言わないのかね~?)。皆さんは初体験でしょうが、福島では毎日これにヤラれています、ず~っとです。この某国が「放射脳」や「反原発」、毎日の日野、アサヒの本田記者、「市民団体」等に当たると考えると、とても理解しやすいと思います。これで福島人の気持ち、少しは伝わったかしらん?
一応「ガンガレ東京」と書いておくか、同じ風評被害者、精神的被害者として。福島にとっては喫緊の課題じゃないけど。「当選」ならもちろん、聖火ランナーは7年後の国道6号線にその雄姿を見せることだろう。