東京新聞
福島県相馬市の相馬双葉漁協といわき市漁協の底引き船船主らは6日、福島第1原発事故の汚染水海洋流出問題で中断している県沖の試験操業について、9月中の再開を目指すことを確認した。9月下旬に開く県漁連組合長会議で決定する見通し。
相馬市で会合を開き、約60人が参加した。協議では(1)問題発覚後も海洋、魚介類の放射性物質濃度で異常値が確認されていない(2)風評被害の影響があるかどうか市場の反応を探る必要がある-と判断。試験操業再開に向けて準備を進めることで一致した。
相馬双葉漁協底引き船主会の菊地昌博会長は「中止したままでは『福島の魚は危ない』とかえって風評被害の拡大を招く。厳しい環境だが、本格操業再開に向けて試験操業を再び始めたい」と話した。
試験操業は昨年6月に相馬双葉漁協が開始し、今年9月からいわき市漁協も始める予定だった。汚染水問題の発覚で県漁連は8月、一時中断を決めた。
2013年09月07日土曜日
福島県相馬市の相馬双葉漁協といわき市漁協の底引き船船主らは6日、福島第1原発事故の汚染水海洋流出問題で中断している県沖の試験操業について、9月中の再開を目指すことを確認した。9月下旬に開く県漁連組合長会議で決定する見通し。
相馬市で会合を開き、約60人が参加した。協議では(1)問題発覚後も海洋、魚介類の放射性物質濃度で異常値が確認されていない(2)風評被害の影響があるかどうか市場の反応を探る必要がある-と判断。試験操業再開に向けて準備を進めることで一致した。
相馬双葉漁協底引き船主会の菊地昌博会長は「中止したままでは『福島の魚は危ない』とかえって風評被害の拡大を招く。厳しい環境だが、本格操業再開に向けて試験操業を再び始めたい」と話した。
試験操業は昨年6月に相馬双葉漁協が開始し、今年9月からいわき市漁協も始める予定だった。汚染水問題の発覚で県漁連は8月、一時中断を決めた。
2013年09月07日土曜日