韓国 日本の8県水産物を禁輸NHK
東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の問題で、韓国政府は、日本の水産物に対する不安が高まっているとして、千葉県をはじめ8つの県の水産物をすべて輸入禁止にすると発表しました。
これは韓国政府がきょう記者会見して明らかにしたものです。
それによりますと、福島第一原発の汚染水の問題で、日本の水産物の安全性に対する不安が高まっているとして、福島県、宮城県、岩手県、青森県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県の8つの県の水産物について、今月9日から、放射性物質が検出されたかどうかに関わらず、すべて輸入禁止にすることを決めました。
また、これ以外にも、日本全域の畜産物や水産物について、放射性物質がわずかでも検出されれば、検査証明書の提出を新たに求めるということです。
今回の措置について、韓国政府は記者会見で、「汚染水に対する韓国国民の憂慮が非常に強く、日本政府から今まで提供された資料だけでは今後の状況を正確に予測することが難しいと判断した」と説明しました。
韓国政府は、東日本大震災の直後から、日本の水産物から放射性物質が一定の基準を超えて検出された場合に限って輸入を禁止する措置をとってきました。
しかし、福島第一原発の汚染水問題が明らかになってから、韓国国内では、日本の水産物だけでなく、韓国の水産物まで買い控える傾向が強まっていて、政府に対して、禁輸措置を強めるべきだとする声が広がっていました。
千葉県水産課は「検査を行った上で韓国への水産物の輸出が認められていたのに、突然対応が変わり、戸惑っている。国と協議して今後の対応を検討したい」と話しています。
09月06日 13時10分
東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の問題で、韓国政府は、日本の水産物に対する不安が高まっているとして、千葉県をはじめ8つの県の水産物をすべて輸入禁止にすると発表しました。
これは韓国政府がきょう記者会見して明らかにしたものです。
それによりますと、福島第一原発の汚染水の問題で、日本の水産物の安全性に対する不安が高まっているとして、福島県、宮城県、岩手県、青森県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県の8つの県の水産物について、今月9日から、放射性物質が検出されたかどうかに関わらず、すべて輸入禁止にすることを決めました。
また、これ以外にも、日本全域の畜産物や水産物について、放射性物質がわずかでも検出されれば、検査証明書の提出を新たに求めるということです。
今回の措置について、韓国政府は記者会見で、「汚染水に対する韓国国民の憂慮が非常に強く、日本政府から今まで提供された資料だけでは今後の状況を正確に予測することが難しいと判断した」と説明しました。
韓国政府は、東日本大震災の直後から、日本の水産物から放射性物質が一定の基準を超えて検出された場合に限って輸入を禁止する措置をとってきました。
しかし、福島第一原発の汚染水問題が明らかになってから、韓国国内では、日本の水産物だけでなく、韓国の水産物まで買い控える傾向が強まっていて、政府に対して、禁輸措置を強めるべきだとする声が広がっていました。
千葉県水産課は「検査を行った上で韓国への水産物の輸出が認められていたのに、突然対応が変わり、戸惑っている。国と協議して今後の対応を検討したい」と話しています。
09月06日 13時10分