河北新報
福島県相馬双葉漁業協同組合が再開した試験操業で水揚げした魚介類が26日、福島県内の小売店で販売され、地元市民らが買い求めた。漁協によると、11魚種のサンプル検査で、放射性物質は検出されなかった。
福島県相馬市のスーパー「大橋屋」では「今秋初水揚 相馬のおいしい毛ガニです」と書いた紙と、放射性物質の検査結果が掲示され、カニやイカなどが並んだ。
佐伯一雄さん(76)は「新鮮な地元産が並ぶのはうれしい」と笑い、夕食用と親戚に贈るイカ10匹を購入した。志賀孝子さん(50)は「検査しているので安心。漁師が船で一生懸命、震災のがれきを回収する姿を見ているので応援したい」と話した。
魚は26日朝、相馬市の松川浦漁港から出荷された。27日以降、仙台や東京の市場にも出る見通し。
県北部の相馬双葉漁協の試験操業は、東京電力福島第1原発の汚染水問題で一時中断したが、25日に再開した。県南部のいわき地区も10月3日に操業を始める。
2013年09月27日金曜日
福島県相馬双葉漁業協同組合が再開した試験操業で水揚げした魚介類が26日、福島県内の小売店で販売され、地元市民らが買い求めた。漁協によると、11魚種のサンプル検査で、放射性物質は検出されなかった。
福島県相馬市のスーパー「大橋屋」では「今秋初水揚 相馬のおいしい毛ガニです」と書いた紙と、放射性物質の検査結果が掲示され、カニやイカなどが並んだ。
佐伯一雄さん(76)は「新鮮な地元産が並ぶのはうれしい」と笑い、夕食用と親戚に贈るイカ10匹を購入した。志賀孝子さん(50)は「検査しているので安心。漁師が船で一生懸命、震災のがれきを回収する姿を見ているので応援したい」と話した。
魚は26日朝、相馬市の松川浦漁港から出荷された。27日以降、仙台や東京の市場にも出る見通し。
県北部の相馬双葉漁協の試験操業は、東京電力福島第1原発の汚染水問題で一時中断したが、25日に再開した。県南部のいわき地区も10月3日に操業を始める。
2013年09月27日金曜日