9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について <債務貨幣・借金貨幣システム>とは その48

2017年12月04日 | 日記
とあるスナックで

小林
コーさん、<世の中のみんなが、一斉に借金を返したら、世の中からお金が消えてしまう>というのも、すぐにはピンと来ないですね。


コー
そうなんだな。でも G・エドワード・グリフィンは何回もそのことを言っている。
<マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム>の p-235


債務がなければマネーは消える

アメリカ人には、マネーサプライのすべてに債務以外何の裏づけもないという事実はなかなか飲み込めない。まして、全員が借金を返済したらもはやマネーは存在しなくなる、という驚くべき事実は思い描くことも難しい。しかしそれが事実なのだ。1セントも流通しなくなる。・・・すべての硬貨と紙幣は銀行の金庫に戻ってしまう。・・・し、誰の当座預金にも1ドルも残らない。要するに、すべてのマネーが消失する。・・・・。

・・・・。
そして p-238

銀行が融資した金を誰かの口座に振り込むときには、銀行は貸すふりをしているだけなのだ。実際には銀行には貸せるような持ち合わせはない。借金のない預金者の口座にあるマネーですら、もともとは誰かへの融資として無から創出されたものにすぎない。それなら、銀行はどんな権利があって無についてレンタル料金を徴収できるのか?根拠はなにもないのに、法律で決まっているから、どこでも実体のある商品やサービスと交換にこの無でしかない証書を受け取らなければならない。ここで問題にしているのは合法かどうかではなく、倫理にかなっているかどうかだ。

中央銀行制度の導入に反対して長く闘いつづけたトマス・ジェファーソンが言うように、「貸すべきマネーを所有している者以外は、何人もマネーの貸し手になることができる自然権を有していない」はずではないか。
・・・。
そして p-240

すでに見てきたとおり、現在存在しているドルは通貨であろうと小切手であろうとクレジットカードであろうとすべて、

言い換えればマネーサプライはすべて、誰かが借りたから存在している。

借りたのはあなたではないかもしれないが、誰かが借りているのだ。

つまり全世界のドルはすべて、1ドル残らず、それを創出した銀行に日々、金利を稼がせつづけている。マネーがかかわるあらゆるベンチャー・ビジネス、あらゆる投資、あらゆる利潤、あらゆる取引で・・・損害や税の支払いさえも・・・マネーの一部に銀行のものというレッテルが貼られている。

労せずして入るこの富は金利という隠れ蓑をまとっているが、超ド級の暴利というほかないだろう。FRSを廃止する理由がほかにまったくないとしても、この暴利の道具であるというだけで充分な廃止理由ではないか。





小林
やっぱり私たちは、生まれた時から死ぬ時までずーと、借金の返済をして生きているんですね、全員が。誰もその借金から逃れられないんですね。

<債務貨幣・借金貨幣システム>とは、そうゆうことだったんですね。
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9.11について <債務貨幣 借金貨幣システム>とは その47

2017年12月04日 | 日記
とあるスナックで

小林
コーさん、G・エドワード・グリフィン著 <マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム>の本の P-241のところがやっぱりわかりずらいですね。でも重要なところだと思うんですが。

誰が金利を払うマネーを創出するのか?

このプロセスに付随する難問の一つは、「金利を払うマネーはどこから来るのか?」ということだ。銀行から9パーセントの利子で1万ドル借りると、1万900ドルを返さなければならない。だが、銀行が貸し出すためにつくったのは1万ドルだけだ。すると、あなたがーーーーほかのローンの借り手もーーーー債務を返済する方法はなさそうに思える。流通しているマネーだけでは、金利を含む債務全額には足りない。それなら、あなたは金利分の900ドルも借りなければならないのか。するとまた金利が増える。借りれば借りるほどますます借りなければならなくなり、不換紙幣のもとでの債務は限りなく増えていくことになる。

この考え方も一部は当たっている。金利を含む債務の返済に足りる金が創出されていないのはほんとうだ。だが、金利を返済する唯一の方法は借金だ、というのは事実ではない。この考え方が間違っているのは、労働の交換価値を考慮していないからだ。あなたが1万ドル借りて、毎月900ドルずつ、それに金利分として約80ドルずつ返済するとしよう。あなたはローンの返済がきついから、パートタイムで働こうと決める。銀行のほうは、あなたのローンで毎月80ドルが入ってくる。この80ドルは帳簿上は「金利」だから、ローンの元金のように債権と相殺されることはない。そこで、銀行が支出できるマネーとして残る。銀行はこの金で毎月一回ビルの床磨きをしようと決める。あなたは新聞広告に応募して、月80ドルで銀行の床磨きをする。こうしてあなたは金利を払う分のマネーを稼ぐが、働いて得るマネーは・・・・ここが重要なのだが・・・・あなたが金利として支払ったマネーなのだ。あなたが毎月、銀行で床磨きをしているあいだ、同じドルが金利として銀行に入り、賃金としてあなたに支払われ、それがまた金利として・・・・という回転運動が続く。

あなたが直接、銀行で働かなくてもいい。あなたがどんな方法でマネーを稼ごうとも、出てくるところは銀行で、最終的に銀行に吸い込まれていく。この回路はうんと大きいかもしれないし、小さいかもしれないが、
すべての金利は結局は人間の労働で支払われるという事実は不変だ。
この事実を考えると、金利を返済するに足るマネーが創出されていないという事実よりもさらに驚くべき真実につきあたる。

人々の労働を足し合わせたものは全部、不換紙幣を創出している人々の懐に入る。

これが、社会の大多数が金融貴族という支配階級のために年季奉公の召使として働く現代の奴隷制である。



コー
そうなんだ。ここがすごく重要なところだと思うな。この意見を肯定するか、否定するか。理解するかできないか。

この意見が正しい、世の中は<債務貨幣・借金貨幣システム>のもとではこのようになると肯定し理解した人は、<奴隷>だといえるかもしれない。この意見が正しく世の中はこのようになっているとして、そのことを理解できない人は、<家畜>または養蜂家に飼われている<蜜蜂>だといっていいと思う。

そして<債務貨幣・借金貨幣>システムのもとではすべての人が、この状態だと言っていいと思う。

おれもまだ完全には理解できていないが、でもどうやら、この意見は当たってると思うな。
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