9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について <BLOCKCHAIN REVOLUTION> その2

2017年12月24日 | 日記
とあるスナックで

小林
それでは、この本の続きを読んでいきましょう。 P-22

金融業界に競争とイノベーションが生まれる

金融業界は経済を支える要だが、そのシステムにはかなり問題がある。
とにかく巨大で身動きが取りずらく、技術の進歩にまったくついていけない。既得権益を守るのに必死で、新しいものを取り入れることに後ろ向きだ。時代遅れの技術を使いつづけ、19世紀につくられたようなルールでいまだに動いている。その業務は矛盾に満ち、時間がかかり、セキュリティの穴も多い。それに情報が不透明すぎる。

ブロックチェーンは金融サービスを古くさい銀行から解き放ち、業界に競争とイノベーションを取り入れるだろう。利用者にとっては朗報だ。これまでは採算がとれないとかリスクが高いという理由で金融サービスからはじきだされる人が何十億人もいた。でもブロックチェーン時代になれば、誰もがオンラインで買い物をしたり、お金を借りたり、物を売ったりできるようになる。もう豊かな暮らしをあきらめなくていい。

既存の金融機関も、その気にさえなればブロックチェーンを活用して進化できる。銀行、証券取引所、保険会社、会計事務所、クレジットカード会社など、あらゆる業務が劇的に改善されるはずだ。みんなで同じ帳簿をシェアすれば、決済に何日もかかるようなことはなくなり、目の前であっという間に取引が完了する。そうすれば何十億という人が助かるし、あらゆる場所で新たな起業家が生まれるだろう。

財産権が確実にデータ化される

・・・・・。
「ブロックチェーンの核にあるのは、何らかの所有権を確実に取引するという考え方です。その対象はお金でも、モノでも、アイデアでもいい。大事なのは単に土地を記録することではなく、そこに関わる権利を記録して、所有権が犯されないようにすることです。」
これからの時代、財産権を守るのは銃や兵士ではなく、テクノロジーの役目だ。データを見れば、所有権は誰の目にも一目瞭然。記録が急に消えることはない。

送金が、早く、簡単になる

暗号通貨の話で必ず言及されるのが、送金の便利さだ。送金は人々の生活に直結する大問題である。
途上国に流入する資金でもっとも多いのは、政府の援助でもなければ投資資金でもない。外国に住む労働者から家族への個人送金だ。だが国境を越えてお金を送るのは面倒で時間がかかる。いちいち銀行に足を運び、毎回たくさんの書類を書かされて、しかも7%の手数料を取られたりする。もっといいやり方があるはずだ。
モバイル送金サービスのアブラ社は、ブロックチェーンを使った国際送金ネットワークを開発した。銀行の窓口を介さず、スマートフォンで簡単に現金を送れるシステムだ。これまで送金に一週間かかっていたのがわずか数分程度に短縮され、手数料は7%以上かかっていたのがわずか2%程度ですむ。アブラ社は今後さらにネットワークを広げ、世界中のATMの数を上回る規模にしたいと目論んでいる。
送金サービス老舗のウエスタンユニオンが50万の取扱店をつくるのに、150年かかった。アブラ社はそれを1年で達成するつもりだ。

支援金が必要な人に確実に届く

・・・・。続く
コメント
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