とあるスナックで
小林
コーさん、いつの間にかこんな世の中になぜなってしまったんでしょうか。
コー
それは、「やつら」の計画、アジェンダがゆっくりゆっくり実行されていたからだと思う。この本を読めばよく分かる。
p-27
「創造された虚像に騙されるアメリカ国民」
私は、5年間にわたって大英博物館で大量の古い新聞記事を集中調査したことを思い出す。記事は1912年から1920年に及んだ。
そのときこう考えた。「自由の砦と信じられている米国が、新世界秩序=社会主義全体主義政府を先導しているとは一体どういうことだ?」
そして、300人委員会が米国内の要所要所に人員を配置している事実が判明したことを思い出す。銀行、産業、貿易、国防、国務省、ホワイトハウス、米国上院と呼ばれているエリートクラブはいうまでもない。私の見解では、上院議会こそ新世界秩序を推進する討論会場そのものである。
ドイツおよびドイツ皇帝ーー実際にはロスチャイルドの代理人、ノースクリフ卿、ロスミア卿、ウェリントン・プロパガンダ工場が創造した虚像・・へのウィルソン大統領の激しい非難は、真珠湾「奇襲」やトンキン湾「事件」の「仕組まれた状況」と五十歩百歩だと考えたことを思い出す。
今振り返れば、ベルギー人幼児の手足を切断したと報道されたドイツ軍兵士の残虐さを宣伝した1914年の嘘も、米国民を見事に騙してイラク侵攻を認めさせたブッシュ政権のやり口となんら変わりないことがわかる。1914年にはドイツ皇帝が「残虐な野蛮人」「無慈悲な殺人者」「怪獣」「ベルリンの虐殺者」とののしられたが、2002年にはフセイン大統領が「バクダッドの虐殺者」をはじめとする罵詈雑言にさらされて、ドイツ皇帝以上の標的となった。
騙され、たぶかされ、欺かれ、陰謀の巣となり果てた哀れなアメリカよ!(そして哀れな日本よ! コー注)いつになったらわかるのだ?
1917年、ウィルソン大統領は、新世界秩序の行動日程を上下両院に迫った。
そして2002年、ブッシュ大統領は、イラクに対する新世界秩序の行動日程を上下両院に無理強いした。
いずれも独善的権力の行使であり、米国人が莫大な代償を払って手に入れた米国憲法を根底から覆すものだった。しかし、タヴィストック人間関係研究所がばら撒く毒に侵された米国民は夢遊病者さながらのていたらくとなり、リーダーシップもけし飛んでいた。彼らはその代償がいかに大きいか知らないし、知ろうともしない。
300人委員会はウィルソン、ルーズベルト両政権時代と同様に、今も米国を支配し続けている。その一方で国民の目を「一時しのぎの手段」のみならず、今では野球、フットボール、のべつまくなしのハリウッド映画、社会保障問題へとそらしている。
何も変わっていない。苦しめられ、追い詰められ押し倒された米国は一目散に新世界秩序を目指しており、その動きを、タヴィストック人間関係研究所の科学者たちに洗脳された開戦論者の急進的共和党員が後押ししている。
つい最近、私は読者から「どこに行けばタヴィストック研究所を見られるのか」という質問を受けた。答えはこうである。
「米国の上下両院議員、ホワイトハウス、国務省、国防総省、ウォール街、フォックステレビ(偽テレビ)を見てごらんなさい。至るところで工作員が目をひからせている」
ーーーーーーーーーーーー。
小林
日本を含めて、世界はまさにこの様な状態に一層なっているということでしょう。
そしていま、多くの人が「目覚め」なければ、危険な状態だということでしょう。
コー
おれは、悲観的だと思うな。
出来るだけ自分の身は自分で守るしかないよ。
それしかない!!!