とあるスナックで
小林
この「尿療法」は、著者の場合もそうだったんですが、「癌」に対しても有効だったんですね。そしてアレルギーに対しても。
そういえば、コーさん、なんか寒くなると指の先がおかしくなると言ってましたけど、どうですか。
コー
それがこの本に書かれていたんだな、そのことが。p-239
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またこの論文では尿療法が「レイノー現象」の治療にも有効だということを立証しています。「レイノー現象」は寒冷環境や激しい感情の動きが誘因となって特に手や指の細動脈が攣縮を(れんしゅく)起こし、血の気が引いて真っ白く冷たくなり、冷感やしびれや痛みを感じる病的状態で、何らかの病気で生じたものは「レイノ-症候群」、女性に好発し原因不明のまま何年も持続するものは「レイノー病」と呼ばれています。
(コー注:自分のはまちがいなく、レイノー現象だな)
冷水が原因で引き起こされたレイノー現象が、熱処理を施していない生のままの尿を適量用いて「自己免疫(口内滴下)尿療法」を行った結果、劇的に改善された。
以上に紹介したアレルギーに対する尿療法の応用研究の数々は、尿療法の適応範囲がいかに広く、その治療力がいかに大きいかを雄弁に証言していると言えましょう。我々現代人を悩ませているきわめて多くの疾患は、アレルギーとなんらかの関係がある。そうした現実がある以上、尿療法は現代人を癒す、ずばぬけた効用を有しているわけです。
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小林
ほんとにすごいですね、「尿療法」は。