とあるスナックで
コー
この本は、どんなことをしても 読むべき だ。
過去のことではない、現在の話であり、未来につながる話だと思う。
P-18
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1913年、ロンドンのウェリトンハウスで初期活動を開始して以来、タヴィストックは、米国をはじめ世界諸国の政策や、生活をひそかにしかも着々と「方向付け」している。ダヴィストックはウェリトンハウスに本拠を置き、プロガバンダの作成と宣伝を手掛ける組織として活動を開始した。当のウェリントンハウスは、ドイツとの開戦に断固として反対する英国大衆を翻意させるプロパガンダ攻勢を仕掛ける目的で設立された組織である。そのプロジェクトを担ったのはロスミアン卿とノースクリフ卿である。彼らの狙いは、英国の世論を思いのままに操作して、ドイツとの開戦を支持する世論をつくりあげる組織の構築だった。
資金はまず英国王室と、その後はノースクリフ卿と姻戚関係を結んだロスチャイルド家から拠出された。アーノルド・トインビーが未来研究を担当する理事に選ばれた。二人の米国人、ウォルター・リップマンとエドワード・バーネイズが対米世論操作を任され、米国の第一次世界大戦参戦の促進とウッドロー・ウィルソン大統領の懐柔にあたった。
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小林
いままさに、世界中で「大衆洗脳」が行われているんですね。
戦争に向けて。
コー
そうなんだ。「やつら」は、今回も成功すると思う、このままでは。
「大衆洗脳」とは、客船を沈めることであり、テレビを使ってウソをばら撒くことであり、飛行機をビルに突っ込ませることであり、民間の傭兵を使って残虐行為をやらせたり、あらゆる事が行われるわけだ。
戦争に向けて。
いままさに世界中で行われている。