9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について <マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム>G・エドワード・グリフィン著 その22

2017年08月26日 | 日記
とあるスナックで

コー
この本の P-322には、重要な事が書かれていますね。

秘密結社

アルフレッド・ミルナー卿は、この当時、結成16年を経過していた秘密結社の創設にかかわった重要人物だった。この結社がめざしたのは、なんとひそかに世界を支配することである。ロシアの支配はこの計画の第一段階と見られていた。この組織は現在でも存在し、目標に向けて着々と成果をあげているのだから、その歴史についてここで概観しておくことも重要だろう。

このグループの歴史について書かれた最も権威ある著書の一つは、キャロル・クイグリー教授の手になる「悲劇と希望」である。クイグリー博士はジョージタウン大学の歴史学教授だった人物で、教え子の一人にクリントン元大統領がいる。博士は広く使われている教科書「文明の発展」の著者で、月間「現代史」の編集委員でもあり、軍事産業大学やブルックキングス研究所、アメリカ海軍兵器研究所、海軍兵学校、スミソニアン研究所、国務省などの講師やコンサルタントをしばしば勤めた。だがクイグリー博士は単なる学究ではなかった。多くのスーパーリッチの一族と親しい付き合いがあり、彼自身が豪語したところによれば、世界の金融権力構造の動きを最前列で見てきたインサイダーでもあった。

クイグリー博士が1300ページからなる歴史の学術書を書いたとき、一般大衆は読者として想定されていなかった。この著書は知的エリ-トに読まれるべきもので、その選ばれた読者を対象に、クイグリーはあらゆる時代を通じて固く守られてきた秘密の一つを注意深く明かしたのだ。同時に彼は、自分はこのグループに好意的な立場をとり、その目標、目的に共感していることも明らかにしている。クイグリー博士はこう述べている。

私がこのネットワークの活動を知っているのは、20年にわたって研究対象としてきたほかに、1960年代の二年間、関係文書や機密資料の閲覧を許されたからである。わたしはこのネットワークに対しても、その目標の大半にしても、なんら異論をもたず、生涯の大半を通じてこの組織やその他関係組織と近しかった。----全体として、わたしとこの組織との見解が大きく異なるのは、この組織が世に知られたがらないという点だけなのである。


小林
さすがにこの本は、やばかったみたいですね。 P-324

べつの私的な書簡のなかで、クイグリーは出版社の裏切りについてもっと詳しく語っている。

彼らは6年ものあいだ、注文が2000を超えたら再販すると嘘をついてきたのですが、問い合わせに対しては品切れで再販の予定はないと回答していたのですから、注文がそれだけの数に達するわけがありません。しかも、そんなことはしていないと否定し、わたしが図書館で手に入れた彼らの回答のゼロックスコピーを送りつけると、それは事務員のミスだといったのです。言い換えれば、彼らは嘘をつきつづけ、私の版権引き揚げを妨害していたということです。---いまとなっては、「悲劇と希望」は弾圧されたと確信しています。

なぜ「権力をもつ人々」がこの本を弾圧したがったのかを、理解するには、この後の文章を注意深く読んでいただきたい。クイグリー博士は世界金融におけるこのネットワークの目標について述べている。

・・・民間による金融支配の世界システムを創出し、これによって各国の政治システムと世界経済全体の支配を可能にすること。このシステムは、頻繁に私的会合や話し合いをおこなって秘密合意を形成し協調行動をとる世界の中央銀行によって、封建的に支配されることになる


各中央銀行はイングランド銀行のモンタギュー・ノーマン、ニューヨーク連銀のベンジャミン・ストロング、フランス銀行のシャルル・リスト、ライヒスバンクのヒャルマール・シャハトらの手で操られ、国債をコントロールし、外国為替レートを動かし、経済活動の水準に影響を及ぼし、企業家にはビジネスの世界で事後的な経済的報酬を与えて影響力を行使することにより、国の政府を支配しようと図った。

これが「権力をもつ人々」が一般に知られたがらない情報だった



コー
そうなんだな、単に自分たちの「利益」だけを考えてのシステムではないということだ。

このネットワークの目標は、「各国の政治システムと世界経済全体の支配」だと、クイグリーは言っているんだな。
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9.11について  目からウロコの動画

2017年08月23日 | 日記
とあるスナックで

コー
いやー、実にためになる動画があったね。

何回も何回もわかるまで見るべき動画だ。実に重要な話だと思う。

こういう話し合いに、ぜひ大学の経済や金融の先生に参加して話し合ってもらいたいな。

または、財務省や金融庁の人たちに参加してもらいたいな。

国は、税金でお金を徴収しないでも、国の財政を運営できるといっているんだろうか。

ましてや、国の借金を増税でまかなうのは、とんでもない話だといっているんだろうか。


小林
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9.11について <マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム>G・エドワード・グリフィン著 その21

2017年08月23日 | 日記
とあるスナックで

小林
この本の P-664

FRSを廃止すべき第七の理由

以上のことが連邦準備制度とどうかかわるのか。答えは、FRSこそ悲観的なシナリオの出発点だということだ。
すべての連鎖は、中央銀行が創出する不換紙幣に始まり、それが政府債務につながり、インフレを起こし、経済を破壊し、人々を貧困に陥れ、政府権力拡充の口実にされ、全体主義へと突き進んでいく。
この等式から連邦準備制度を除去すれば、悲観的シナリオも消える。これが七番目の、そして最終的なFRSを廃止すべき理由である。

FRSは全体主義の道具だからだ。


コー
この本で著者が一番言いたかったのは、このことじゃないんだろうか。

<FRSは全体主義の道具>

P-556

もっと上の権力の手先
FRSの歴史をこのように振り返ってみると、ベンジャミン・ストロングのような人物の愛国心はどうなっていたのかと疑問が起こる。祖国が提供する最善のものーーー安全と富と特権ーーーを享受している人間が、なぜ同朋から収奪して、自国民を収奪しつづける外国政府の政治家を支援しようと画策するのか?答えの第一は本書ですでに説明した。国際金融業者は特定の国の市民ではあるだろうが、その多くはたまたまその国に生れたにすぎない。彼らは自分を何よりも世界市民だと考えている。彼らは人類への愛を言うが、彼らの最高の忠誠心は自分自身とその職業にささげられている。
しかし、これは答えの半分でしかない。人類の運命を決するマシンの金融政策のハンドルを握っている人々、つまりイングランド銀行総裁やFRB議長自身が、さらに上の人々に操られていることを忘れてはいけない。彼らの心を占めているのは愛国心でもなければ、国際主義ですらない。彼らの忠誠心は「人類」に向けられている。クイグリー教授は指摘する

世界の中央銀行の総裁たちが世界金融の実権を握っていると思ってはいけない。そうではないのだ。彼らはむしろ技術者でそれぞれの国の支配的な投資銀行の代理である。これらの投資銀行が彼らを育てたのだし、いつでも放り出すことができる。世界の金融の実権はこの、だいたいはそれぞれの非公開銀行という舞台裏に隠れている投資銀行家(「国際」銀行家あるいは「商業」銀行家とも呼ばれている)の手に握られている。この人々が中央銀行という代理人よりもはるかに私的で強力で秘められた国際協力システムをつくりあげ、各国を支配している。
つまりわたしたちが見ているのは国を裏切る自覚を持った人々の行動ではなく、自分たちを育ててくれた金融と政治のサイエンティストに忠実な技術者の行動なのだ。この二つのサイエンティスト・グループのなかでは金融側が上である。政治家は現れては消えるが、金融の権力をふるう人々は留まって、後継政治家を選び出す。


そして P-665


懐疑主義者や無気力派のいうことに耳を傾けてはいけない。彼らは敵の一部だ。戦いもせずにおとなしく降参させたいのだ。だが、彼らの指摘も看過できない。闘いはすでにそうとう進んでいて、闘いは私たちの陣営にあまり有利に運んでいない。現在の趨勢を転換させようと思うなら、とてつもない努力がいることを覚悟しなくてはいけない。「議員に手紙を書こう」「火曜日には投票しよう」「嘆願書に著名しよう」「寄付を送ろう」というようなことではすまない。そんな簡単なことではないのだ。もちろん、そのような手段も闘いのなかでは重要な役割を果たすが、それだけではとても足りない。のんびりと坐したままでの運動では、もう間に合わない。
どんな努力が必要なのかを考える前に、まずわたしたちは何をしたいかをはっきりさせよう。



小林
そうなんですね、<FRS>を廃止してそれからどうしたいのか、それをはっきりとイメージできなければならないということですね。これがまた難しいですね、とんでもなく。
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9.11について <マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム>G・エドワード・グリフィン著 その20

2017年08月22日 | 日記
とあるスナックで

小林
このところでは、いわゆる景気循環について書かれていますね。P-573

ローラーコースター

1920年から29年まで、三度の大きな景気循環があり、そのあいだにもっと小規模な循環が何度かあって、平均的なアメリカ人に混乱と破壊をもたらした。投資家にとってはたちまち忘却の彼方に去るローラーコースターだった。

上昇!
FRSは第一次世界大戦の戦費をまかなうためにマネーサプライを拡大した。結果として景気は過熱し、物価は上昇した。
下降!
1920年、FRSはインフレを冷やすために金利を引き上げた。景気は後退し、物価は下落した。一番打撃を受けたのが農民で、何百もの地方銀行が閉鎖された。
上昇!
1921年、FRSは景気対策とヨーロッパ政府援助のために金利を引き下げた。結果はインフレと債務の増加だった。
下降!
1923年、FRSはインフレにブレーキをかけるために金融引締めをおこなった。
上昇!
だが同時に割引窓口では低金利の景気刺激策がとられて、効果は相殺された。銀行は新たな準備金を借り入れて、マネーサプライを拡大した。
上昇!
1924年、FRSはとつぜん5億ドルの新たなマネーを創出した。一年もしないうちに、商業銀行はこれを8倍の420億ドルあまりにふくらませた。結果として起こった好景気は投資というより投機の様相を帯びた。株価は急騰した。
下降!
1926年、フロリダの土地ブームが崩壊し、経済は再び収縮しはじめた。
上昇!
1927年、イングランド銀行のモンタギュー・ノーマンが訪米し、ベンジャミン・ストロングと協議した。ノーマン訪米後まもなく、FRSは新たなマネーを注ぎ込み、景気は回復した。
下降!
1928年春、FRSは景気を減速させるために金融引き締めをおこなった。
上昇!
だが銀行は準備金を定期預金(顧客が一定期間待ってから引き出す預金)に転換した。定期預金のほうが要求払い預金よりも準備率は低くてすむので、銀行は以前より多額の貸し出しが可能になった。これがFRSの金融引き締めを相殺した。
上昇!
このころには英国政府は福祉国家維持のために以前の補助金を使い果たした。1928年春、国際市場で再びポンドが下落して、金はアメリカに還流し始めた。羽の生えそろった怪物FRSは再び、病む親であるイングランド銀行救済に乗り出した。FRSは多額の銀行引受手形を買い入れて金利を押し下げ、金の流入に歯止めをかけた。マネーサプライはとつぜん20億ドルも増加した。
下降!
8月、FRSは拡大政策を転換して、公開市場で財務証券を売却し、金利を引き上げた。マネーサプライはまた収縮した。


これが最終的なバブルだった。


コー
そうして、あの1929年の10月24日からの株価大暴落と世界的な大恐慌が始まったわけだ。

俺はこれは、意図的につくられたバブルと大恐慌だと思うね。

日本の1980年代から1990年代の株や土地のバブルとその崩壊も、つくられたものなんだな。

そしていま、どこにバブルを作ろうとしているんだろう。


小林
そして pー575

FRSを廃止すべき第六の理由

連邦準備制度に関する神話の一つは、経済の安定のためにFRSが必要だというものだ。だが、実際には反対の結果になっている。とくに大恐慌の前の時期には不安定さが鮮明に現れたが、因果関係はいまも同じである。マネーサプライをいじる権限を与えられているかぎり、彼らは需要と供給の自然法則をなんとか出し抜こうとする。だが、その意図がいかに高度でも純粋でも、こういう行動は自然の法則を乱す。この混乱を察知すると、彼らは逆方向にねじ曲げて対応しようとする。だが彼らが行動するより早くすでに新しい力が作用し始めているのに、その影響が表に現れるまでは、いくら知恵を絞っても察知できない。最善の判断のもとに行動しようとする無数の人々の集団的な決断と相互作用よりも「専門家」のほうが賢明に立ち回れる、勝てると考えるのは、専門家側の自己中心的な愚かさのきわみである。したがってFRSはその性質上、経済安定という任務には失敗する運命なのだ。これが、FRSを廃止すべき六番目の理由である。

FRSは経済を攪乱する。


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9.11について <マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム> G・エドワード・グリフィン著 その19

2017年08月22日 | 日記
とあるスナックで

小林
この本の第14章<金で買える最善の敵>のP-371
FRSを廃止すべき第五の理由

第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ヴェトナム戦争が、FRSを通じたマンドレーク・メカニズムによって遂行されたという事実を認めない歴史家はそう多くはないだろう。1694年のイングランド銀行創設以来のすべての戦争を振り返ってみると、不換紙幣さえなければ大半の戦争はあれほど苛烈ではなかった、それどころか起こってさえいなかったかもしれないと思われる。政府が直接的な徴税なしに資金を獲得できるから、現代の戦争は可能なのだし、中央銀行はそのための恰好の手段になっている。

戦時にはとにかく生き延びるために不換紙幣が必要だ、いや不可避だと主張することはできる。個人にしても政府にしても、ほかのことはさておいて直感的にそう感じる。それが妥当かどうかは哲学者に考えてもらおう。だが平時の不換紙幣にはそんな合理化は通用しないことは論をまたない。しかも政府と金融機関が不換紙幣を使って他の国に戦費を提供できることが、個人的な利益や政治的思惑その他、戦争という流血の惨事を正当化できるはずのない理由で他国の戦争に首を突っ込みたがる強烈な誘引になっている。

FRSはつねにそのような機能を果たしてきた。アメリカの潜在敵国の軍事力を構築するという現在の戦略から見て、戦争のない世界が来るとはかんがえられない。したがって、FRSが戦争を促進しているというのは決して過言ではない。

FRSに引導を渡すべきだという、これ以上に立派な理由があるのだろうか。

コー
上の文章で、<アメリカの潜在敵国の軍事力を構築するという現在の戦略から見て>、ここがわかるか、納得できるか、がすごく重要になると思うんだな。アメリカは表向きの敵を、裏では資金や技術を提供して育ててきたんだな。あるときはヒットラーに資金を提供し、あるときは共産中国に資金を提供し、あるときはソビエト連邦に資金や技術を提供し、そして現在は<ISIS>に資金を提供しているんだろう。そしておそらく北朝鮮に技術や資金を提供していると思う。FRSを形成している<銀行のカルテル>とその仲間たちによって。
それはどういうことか。アメリカという国の前にはいつも敵がいて、第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ヴェトナム戦争、湾岸戦争、2001年9月11日からの、イラク戦争、そして<終わりなきテロとの戦い>という戦争、そしてまさしくこれからの<朝鮮半島>と、ずーと、ずーと戦争をしているということだ。

そう、アメリカは戦争をし続けているんだ、いやさせられているんだな、ずーとずーと。

小林
各国の国の債務が増えるように、増えるようにと大きく動かされてきたわけなんですね、<戦争>というものを作り出すことによって。


コー
だれが作り出しているか。それは、FRSを形成している銀行家とその仲間たちと著者は言っているんだ。かれらのアイデンティティは、いまあるアメリカ、イギリス、日本などの国にはないんだろう。
おそらく世界統一政府にあるんだと思う。そしてその世界統一政府に向かって、着実に着実に一歩一歩と進んでいるんだと思う。

その前段階として、世界を四つか五つの地域でまとめようとするんではないだろうか?
そのためにはなにが必要か。

そう、<戦争>が必要になるわけだ。

新しい秩序を作るためには、その前に今ある秩序を壊さなければならない。

そしてここが肝心なとこなんだが、その<戦争>を通して、世界の富が彼らに集まってくるということだ。

そしてまた次の<戦争>を作っていく。

この仕組み、このシステムの要にあるのが<連邦準備制度という壮大な詐欺システム>だと著者は言っているんだと思う。
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