9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について <債務貨幣システム>とは その29

2017年10月24日 | 日記
とあるスナックで

小林
では、利子というものがどれだけ恐ろしいものかという話の続きをしましょう。

山口薫の本の<公共貨幣>  p-101

・・・・・元金100万円の借金が返済できず、夜逃げするしか借金から逃れなくなる。

図5.2の左図は、利子率が増加するにつれて借金完済までに総額いくらの利息返済になるのかを計算したものである。利子率が0%の場合には勿論総利息は0円(線1)、2%の場合には約13万円(線2)、4%の場合には30万円(線3)、6%場合には57万円(線4)、8%の場合には109万円(線5)、9%の場合には167万円(線5)、となる。すなわち、金利が2%増大するごとに返済利息総額が13万円、30万円、57万円、109万円、と延び、さらに8%から9%にわずか1%上昇するだけで、109万円から167万円へと急増する。

それでは、毎年の返済予定額の10万円が、経済事情の悪化等でその半分の5万円に半減せざるを得なくなればどうなるだろうか。図5.4は、利子率が0%、2%、4%で返済額が半額となった場合の借金完済期間である。利子率が0%の場合には20年(線5)と倍増し、2%の場合には約26年(線5)と2.3倍に、4%の場合には41年(線6)と3倍になる。返済額が半減すれば、借金完済時間が2倍、3倍と急増するのである。たとえ金利が4%でも、借金返済が半分に滞れれば、返済期間はその3倍と長引くのである。これが借金のアリ地獄の恐怖である。

経済活動の活性化のためにはマネーストックM1の増大が不可欠である。
{コー注:政府が財政出動し景気を上げるには、流通しているお金が純増しなければならないということだ。リチャード・A・ヴェルナーが初めて指摘し、強調している}このマネーストックを増大させるために、現在の債務貨幣システムのもとでは、誰かが借金をし続けなければならない。誰かとは企業や消費者、そして政府である。また世界経済では、開発途上国や最貧国である。しかし、借金をすれば、債務者たちはたちまち「アリ地獄」の恐怖に陥る。現在のマクロ経済システムとは、このような怖いシステムなのである。そして、こうした債務貨幣システムには、必ず危機、破局が訪れる。歴史的には債務者の借金をチャラにしてシステムをリセットしたり、戦争を引き起こしたりして、この債務貨幣システムをこれまで何とかリセットしてきた。

ジュビリー2000(Jubilee 2000)という最貧国が抱える返済不能な累積債務を西暦2000年を機に帳消しすることを求めた社会運動のキャンペーンがあった。ジュビリーとはヘブライ語のヨベルをラテン語化したもので、ウィキペディアによると「50年に1度ヨベルの年がめぐってくると負債のために奴隷にされた人々を解放し、負債によって奪われた土地を返し、不平等によって分裂した共同体を回復した(旧約聖書レビ記第25章)」。かように、債務は人々を苦しめてきたし、債務社会システムを維持するために、債務帳消しのリセットが何度となく繰り返されてきた。それが、過去300年にわたる資本主義の債務貨幣システムで増幅され、2008年の金融恐慌(第二次世界大恐慌)でついに、そのシステム破局を迎えることになった。一つの文明の終焉と新しい文明の黎明である。

今、私たちはその歴史的転換点(Turining Poinnt)にたっている



コー
だから山口薫は、システムを変えようと言っているんだと思う

しかも、変えるのにそんなに大変なことではないと言っている。今の法律を少し変えるだけだと言っている。

そして俺たちの生活もなんにも変化なしでできると言っている。

今までどおりの生活をしながら、できると言っている。

そして国の借金が自然と減っていくわけだから、税金もだんだん少なくなっていくわけだ。当然消費税も少なくなっていく。

変わるところといえば、使っているお札で書いてある文字が(日本銀行券)から(日本国)となるくらいだと言っている。


小林
要するに発想の転換ができれば、簡単にできるということですね。

一生懸命に働く人はよりよく稼げるし、怠ける人はそれなりにしか稼げないし、それは今までと同じなわけですね。

変わるところは、銀行から借りるお金に利子がつかないということでしょう。

利子ではなく、手数料という考えだと思います。

50万円借りたら、手数料が1万円だとしたら、500万円借りた時の手数料も1万円で、5000万円借りた時の手数料も1万円だということです。

借りる人の通帳に、50万、500万、5000万とキーボードで入力するのに、なんの銀行側に仕事の違いがあるのか、ということです。


コー
もちろん借りたお金は返さなければならない、これは当たり前だ。返せなかったら担保は取られる、これも当たり前だ。でも利子分がないわけだから助かる。これが非常に大きいということだと思う。


いまの<債務貨幣システム>では(金利・利子が必ずつく)と、(お金が減ったり増えたりする場合は、唯一銀行の貸出の時:政府はお金を作れない)がまたまたコラボして、大変な社会・経済システムになっているということだ。

大変な社会になっているという事が、わかるかどうかだと思う、問題は。


小林
ほんとうに<債務貨幣システム>を理解するのはなかなか大変ですね、時間がかかりますね。
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9.11について  朝鮮半島はヤバイ

2017年10月23日 | 日記
とあるスナックで 

小林
やっぱり自民党は選挙で負けなかったですね。


コー
情けないねー、野党は。こんなに自民党が<オウンゴール>を出しているのに、それでも勝てないんだもんな。小池百合子の発言がどうのこうのと言う問題じゃないんだろうよ。自民党の揚げ足ばかりとっている政治はもうやめてほしいな。自分たちで理想の憲法を作るべきじゃないのか。


小林
本当ですね。<公共貨幣>を組み入れた、民主的な金融制度、経済システムのもとの、憲法を作って欲しいですね。

コー
日本はこんなのんきなんだけど、朝鮮半島はヤバイな。俺は、アメリカがトランプが、朝鮮半島からアメリカ人を避難させ本国に帰らせたら、ヤバイと思っていたけど、それがどうも<避難>が出たみたいだな。これが<訓練>ということで出たところが、逆にそうとうヤバイと思うな。

トランプやアメリカ軍部はもう覚悟は出来たということだろう

あとは、金正恩に先に<ピストル>を抜かせるかだと思う。


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9.11について <債務貨幣システムとは> その28

2017年10月21日 | 日記
とあるスナックで

コー
この<債務貨幣シシテム>の金利について山口薫は、(公共貨幣)の本の中で、こう書いている。
p-99

5・2・2 借金地獄の恐怖
部分準備銀行制度によって「お金の木」を創造し、「金が金を儲ける」複利利息を徴収する現在の金融システムが、いかに怖い「借金地獄」をもたらすのか、さらに簡単な数値例を用いて考察を続ける。経済活動に必要なマネーストックM1の84.4%が信用創造された預金であり、その預金は誰かが借金をしないと創りだせない。すなわち、経済活動が誰かの借金の上に成り立っているのが現在の金融システムであり、そこには恐怖の「借金地獄」が常に待ち構えている。

これを例証するために、図5.1の借金のストックから流れ出る返済のアウトフローをアクティブにし、簡単なシミレーションを行ってみた。最初に100万円の借金をし、それを毎年10万円ずつ返済するという想定で、金利が2%、4%、6%、8%、9%と上昇してゆけば、借金の返済期間がどのように延びるのかを分析した。勿論、利子率がゼロの場合には、10年間でこの借金は完済できる。

図5・2の右図は、利子率が増加するにつれ、借金完済期間がどのようにのびてゆくのかを示している。利子率が0%の場合には10年(線1)、2%の場合には約11.5年(線2)、4%の場合には13年(線3)、6%の場合には16年(線4)、8%の場合には21年(線5)、9%の場合には27年(線6)となる。すなわち、利子率が0%の10年の場合に比して、2%増大するごとに完済時間が1.5年、3年、6年、11年と延び、さらに8%から9%にわずか1%増加すると、11年から17年へと急増する。もし利子率が10%となると、利払い額が10万円となり、毎年の返済額10万円では、未来永劫、元金100万円の借金が返済できず、夜逃げするしか借金から逃げられなくなる。ーーーーーーーー。



うーん、きょうは期日前投票に行ってきたので、この続きはまた今度。


小林
どちらの政党に投票してきたんですか。


コー
原発廃止の政党に入れてきたよ。みんな投票に行けば、世の中変わるんだけどな。


小林
ほんとうにそう思いますね。わたしはあした早く投票してきます、台風が来ないうちに。
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9.11について <債務貨幣システムとは> その27

2017年10月20日 | 日記
とあるスナックで

小林
中央銀行による<金融テロ>には、共犯者がいるみたいですね。


コー
そう思うな、俺も。それはだれか、探すのはそう難しくないと思うよ。証拠を俺らははっきりと見つけられないかもしれないけど、推測することはできると思う。

結局、<金融テロ>の後に、いったい誰が破綻し、そしてだれが大儲けをしたかを見ていけば、大体は推測できるんじゃないかい。
少なくとも、大儲けをした奴は、この<金融テロ>の仕組みを知っている奴だ。景気が一番いい時、バブルが絶好調の時、ちゃんと<売り抜け>をしてるはずだ。そして着々と<空売り>の準備をしてはずだ。中央銀行から情報が入ってくれば、時期がだいたいわかるんだろう。そろそろ<バブル>が弾ける時期が。<好景気>が終わる時期が。それは銀行の全体の<貸出量>がどの程度になったかがわかれば、そろそろ限界だなとわかるんじゃないかな。または、中央銀行の金利を上げる時期がわかれば、大体の限界がわかるんじゃないだろうか。

壮大なインサイダー取引といってもいいんだろう。

笑いが止まらないとはこのことか。


小林
結局、<債務貨幣システム>を理解していないとこれらの<金融テロ>が、まったく理解できないということでしょう。

1914年のドイツのハイパーインフレーション

1929年の大恐慌

1990年代の日本の経済崩壊と長期低迷

2008年のリーマンショック



コー
そもそも教科書にこの<債務貨幣システム>、<借金貨幣システム>という概念、考え方があるんだろうか。

そして<お金が生まれる仕組み>、<お金が無くなる仕組み>を分かっているんだろうか、教科書を書いている人たちは。

そして、みんなが一斉に銀行へ<借金返済>をしたら、この世からお金が一銭もなくなるということが、分かっているんだろうか。

小林
そうなんですね、この<債務貨システム>、<借金貨幣システム>を理解していけばいくほど、私たちはとんでもない金融システムの中で生活しているということが、分かってくるんですね。

いままでは主に<貨幣供給>、<通貨発行権>について、考えてきましたが、今度は<金利>についても考えていきたいですね。


コー
そうこの<金利>というのも、最初はわからなかったんだけど、とてつもなく恐ろしいものだったんだな。お金を借りたら金利を払うというのは、当たり前だと思っていたんだけどね。

<お金を作るところが決まっている>と<その際そのお金を使う人は金利を払う>ということが、連動してくるわけだ。

これもまた、コラボなんだな。


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9.11について <債務貨幣とは> その26

2017年10月19日 | 日記
とあるスナックで

コー
一服のついでに、安部芳裕のこの動画をじっくり見てみるとよりよくわかってくる、貨幣について。

<公共貨幣>、そして現在の我々の金融システム<債務貨幣システム>、<借金貨幣システム>のことがよりよくわかってくる。


小林
そうですね、つねに(お金とはなにか)という、原点を忘れないためにも。
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