「0歳児ステーションおむすび」~てをむすび、こころをむすんで、いっしょに子育てしましょう!~日野市0歳児一時保育

日野の高幡不動の一時保育「0歳児ステーションおむすび」はリフレッシュしたいパパママの味方!日々の保育の様子を綴っています

おむつはずしの話

2010年01月26日 | 保育のヒント

                        

 

  0歳の赤ちゃんでも、おしっこの間隔が、長い赤ちゃんと、

   短い赤ちゃんがいます。

   排泄、特に排尿に関しては、おしっこをある程度ためて

   出すことができるようになったり、ねんねしている間は、

   おしっこをしないでいられるようになる体の機能の

   発達が個人によって大きくちがうようです。

                          

 

   おしっこの間隔が長く、おむつを替える回数が、少ない

   赤ちゃんは、0歳のうちから、働きかけてあげることで、

   おむつがはやくとれる場合もあります。

   保育園の0歳児クラスでは、ある程度決まった時間、活動の前などに

   おむつが濡れていないか見るので、その子のおしっこの

   間隔をつかみやすく、おむつが濡れていなければ、

   (しっかりすわれる子であれば)

   おまるにすわらせてあげたりします。

   まず最初は、おまるの感触に慣れるのが目的なので、

  少しの間すわっていやがったらすぐにやめます。

  だんだん慣れてきたら

  「おしっこ出るかな~しーしー。」など声掛けして

  偶然タイミングが合い、おしっこが出たら、

  「やった~。」と、おおげさによろこび、「すごいね~。」と

  たくさんほめてあげます。

  ねんねのあとも、おむつが濡れていなければ、同様にします。

  それを繰り返していくうちに、出来る子は、意識しておしっこを

  自分で出せるようになることもあります。 

                             

  今の紙おむつは、おしっこをしても、さらっとしていて

  蒸れず快適に過ごせるので、お出掛けする時や、

  長時間おむつ替えが出来ない時は、便利ですが、

  何もしないでいると、

  その子にとって、おむつをはずすいい時期を逃してしまうこと

   もあるかもしれません。

   いつからはじめなければいけないとか、

   いつまでにとらなくてはいけないということはありませんが、

  0歳からはじめるにしても、1歳すぎてからはじめても

  その子のおしっこの間隔を知って働きかけてあげることが、

  大切だと思います。

  おまるでなくても、トイレで、ママがだきかかえて

  させてあげるのでも大丈夫です。

   ただ、発達の進み方がちがうので、

   あまり早くはじめて、赤ちゃんにとって負担に

   なるようでは逆効果なので、

   働きかけをはじめる時期は、やはりおしっこの間隔などを

   考えてあげてくださいね。

                             

   また、早くとろうとして無理にさせようとしたり、

   遊んでいる時に急にやめさせておまるにすわらせたりはせず、

   赤ちゃんのペースを尊重しながら進めてあげてください。

   タイミングが合わず、すわってもおしっこが出なかったら、

    「出なかったね。またあとでしようね。」と切り上げます。

    おまるから降りたとたんに出てしまうなど、失敗すること

    もあると思いますが、叱ったりしてはいけません。

    排泄は、大人もそうですが、精神的なことに

    影響をうけやすい面があります。

    もらして足が濡れたりしたら、「気持ちわるかったね。」

   「つめたかったね。」と声をかけ、おまるで(トイレで)するほう

   が気持ちの良いことを知らせてあげてください。

    働きかけをはじめてもうまくいかなかったり、

    まだ早いかなと思ったら、いったんやめてもかまわないと

    思います。

    赤ちゃんとママのストレスにならないよう、気長に根気よく

    進めるのがいいと思います。