「0歳児ステーションおむすび」~てをむすび、こころをむすんで、いっしょに子育てしましょう!~日野市0歳児一時保育

日野の高幡不動の一時保育「0歳児ステーションおむすび」はリフレッシュしたいパパママの味方!日々の保育の様子を綴っています

コミニュケーション力は、赤ちゃんの時から・・・

2010年10月12日 | 保育のヒント

                         

 

  ある児童精神医の先生は、

  「保育園や幼稚園を卒業する時に、

  子どもに身につけてほしいことは何か?」と聞かれた時

  迷わずに、

  「子ども仲間と楽しく遊ぶことが、出来る心」

    と、答えるそうです。

  社会的な場面で、コミニュケーションをしながら生きていく力は、

  人間にとって必要不可欠です。

  でも、今、日本人は、他の国に、例をみないほど、

  ひきこもりの人が多く、孤立して生きていると、

  外国のジャーナリストから指摘されているそうです。

  日本人は、コミニュケーション不全で不自然な生き方を

  しているというのだそうです。

                       

  「コミニュケーションできる力は、単なる会話力とはちがいます。

  単純に言葉を覚えれば良いというものではありません。」

  と、この児童精神科医の先生は、言います。

 「他者と喜びを分かち合う感性を持つこと」、つまり

  人と接して、喜び合う中で、

  本当のコミニュケーション力は、育っていくのだそうです。

 

                  

  「おむすび」の親育ち講座、

  楽々子育て~子どもと楽しい時間を作ろう~

  わらべ唄講座の講師、永田陽子先生も

  「0歳の目標は、人を好きになることです。」

  と話しています。

         

                    

  0歳児は、一番身近にいるママやパパのことが

  大好きです。兄弟姉妹やおじいちゃん、おばあちゃんなど

  いつも顔を見ている人にあやされると、笑顔を見せてくれます。

  でも、成長してきて、知っている人とそうでない人とのちがいが

  わかるようになると、「人みしり」がはじまり、

  知らない顔を見たとたんに泣きだしてしまう赤ちゃんもいます。

  それでも、おかあさんが、いろいろな人のいる場所に

  出かけて行ったり、いろいろな人とかかわっていくと、

  赤ちゃんは、人に慣れ、人を好きになっていきます。

 

                  

  人に接することや、交流することに喜びを感じる感性は、

    一番身近にいるお母さんと

  よろこびを分かち合うことにより、

  赤ちゃんに芽生えるそうです。

  お母さんが、にこにこ笑顔でいてくれると、

  赤ちゃんもうれしいし、安心し、人といる心地良さを

  感じるのですね。

   そして、言葉を話す前から、

  周囲のいろいろな人と触れ合うことで、

   コミニュケーション力が、はぐくまれていくのだそうです。

  そういった機会をなるべくたくさんもつことが

  大切なのですね。