郎女迷々日録 幕末東西

薩摩、長州、幕府、新撰組などなど。仏英を主に幕末の欧州にも話は及びます。たまには観劇、映画、読書、旅行の感想も。

影が薄いTVの極東ニュース

2005年12月18日 | 時事感想
昨日、フォーサイトが届き、今日、週刊新潮を買いまして、久しぶりに、詳しい極東のニュースに触れました。ここのところ、ろくにネットでニュースを見ていなかったんですよね。
テレビだけだと、ほんとうにニュースが偏りますね。

一つは、週刊新潮の櫻井よしこ氏のコラムで、つい先日ソウルで、北朝鮮の人権問題を問う国際会議がひらかれ、それは韓国のニューライトの主宰であった、ということです。日本からも、駐ノルウェー大使が人権大使として出席したそうですが、こんなこと、テレビで報道されましたっけ? 私が見ていないだけかもしれませんが。
日本の整理回収機構が、朝鮮総連などを相手取り、在日系信用組合の貸付金返還を要求して訴訟を起こした件は、さすがに、短くですが、NHK総合のニュースでもやっていましたね。なぜ、もっと掘り起こして報道しないのか、と思った覚えがあります。

フォーサイトの方は、中国関係のニュースが興味深かったですね。
胡国家主席が、二十年後を睨んで、実質的な連邦制をめざして舵をきった、というのですが、まだちょっと先は読めないという、中国政界現状話です。
もうひとつは、胡国家主席の訪英です。中国の人権問題がらみで英国の対応が冷ややかなものであった、という記事なんですが、アメリカ大統領がデモに迎えられた、という話は大きく報じられても、中国の国家主席へのデモって、あまり日本では報じられませんね。まあ、アメリカ大統領の方が、注目度が高いといってしまえば、それまでなんですけれども。

で、久しぶりに思い立って、某所から朝鮮日報のサイトへとびましたが、

【News Blog】「誰のお金で香港まで遠征?」  韓国政府、農民デモ関与疑われる

って記事、笑いました。どうやら、ほんとうに半分は官製、みたいなデモですね。

香港のWTO閣僚会議に、韓国農民が1400人も押し寄せ、かなり暴力的なデモをしている、というのは、短くNHKでもやってましたが、説明もつっこみもなかったので、なんのことやら、インパクトに欠けていました。
コメント
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