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春となる

 二週間振りの森はすっかり春になっておりました。冬の間は二、三週間ぶりとなっても変化などほとんど無いように見えるのですが(用心深く観察すると変わっている)、これからしばらくの間は、一週間と云わず一日毎に変化して春の色が濃くなって行くことでしょう。

 雑木林の中でひっそりと咲いている鶯神楽(うぐいすかぐら)。「鶯の木」と云う別名もあるように鶯が鳴き始める頃に咲くことからの命名だと思いますが、「神楽」の意味は不明。

 鶯神楽が咲く急斜面の雑木林から尾根筋に上がり少し歩くと見えてくる紅白の梅。ちらりとしか見えないのですが、毎年楽しみにしている梅の花です。

 すみよしの森の民家の梅です。「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」と云う言葉があります。良い実を生らせるために梅の木は剪定が欠かせないと云う意味なのだともいますが、私的には剪定されず伸び放題の梅の木の花の方が見応えがあって良い気がするのですがいかがでしょうか。

 上の梅とは別の木ですがこれも剪定されずに伸び放題梅の木。木全体が真っ白になるほどたくさんの花を着けています。

 二枚続けて昔あった色神検査の絵のようですが、仏の座が群生する中でナズナがすくと立っているのがお分かりいただけるでしょうか。

 山茱萸の花も盛大に咲いておりました。読めはして書けない難しい名前です。温めた牛乳に山茱萸の枝を入れ、保温して一晩置くとヨーグルトができるそうです。ブルガリアにはヨーグルトの木と呼ばれる木があり、山茱萸はヨーグルトの木の親戚にあたるため、実際に同じようにヨーグルトを作れると、Wikipediaに書いてありました。どなたか試してぜひその結果を教えてください。

 恩田の森で撮った写真他を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますので是非ご覧ください。
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