横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
久しぶりの晴天
正気とは思えないほど暑い日が続いた後の、雨がちな天気はもう一ヶ月近くにもなるでしょうか。でも、今日は久しぶりの晴天。これまでの異常気象を帳消しにしてくれるような気持ちの良い一日となりました
白山谷戸です。稲穂が頭を垂れ金色に輝いています。もう刈り取って良さそうですが、昨日までの雨で田んぼがぬかるみ、まだ稲刈り機が入ることができないようです。好天がしばらく続くようですのでこの連休中に刈り取られる田んぼも多そうです。
栗も収穫の時期を迎えましたが、日当たり良し悪しによって熟し方に随分と差があるようでした。
先週辺りから咲き始めていた彼岸花ですが、今日はそこここで見ることができます。彼岸花は「葉なし花無し花」とも呼ばれますが、葉の形を覚えると花に時期以外でもそこに彼岸花があることがわかるようになります。
これは権萃(ゴンズイ)の実。花は地味ですが、秋になると楽しませてくれます。
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蝉の声と虫の声
先週「秋暑し」と書きましたが、今週になってもまだ蝉の声が聞こえます。蝉の声と虫の声の両方が聞こえる、9月中旬ならではの今日の森歩きとなりました。
かつらの森の民家の植え込みで杜鵑草(ほととぎす)が咲いていました。鳥のホトトギスのまだら模様に似ているので鳥と同じ名前が付けられたとのこと。模様だけではなく、花の形もちょっと不思議です。
白山谷戸の田んぼの畦道で草刈りをしていました。稲刈り前の草刈りですね。
先週はUPでご覧頂いた仙人草です。奈良川の護岸壁から生えた木に覆い被さり咲いていました。
お彼岸には少し早いですが、所々で彼岸花が顔を出し始めまておりました。
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秋暑し
5 Sep. 2015
先週は雨のために散歩&撮影することができず、今日は二週間振りの森。暑くはあっても二週間振りの森はすっかり秋の装いでした。
我妹子に恋ひつつあらずは秋萩の咲きて散りぬる花にあらましを 弓削皇子
万葉の時代から日本の秋の代表的な花として愛されてきた萩。秋にも大振りで華やかな花がたくさん咲く今となっては実に地味な花ではあります、これが日本古来の秋の花と思い愛でてみるのも一興でしょうか。
山柿はいと小さけれ手に拭ふ 吉川春藻
これもまた日本の秋には欠かせぬ果物ではありますが、食生活のスタイルが変わってきた最近では余り好まれないようで、収穫もされず冬の間の鳥の餌となることが多いようです。
仙人草の花が咲いています。所によってはヤブカラシでもあるかのように低木の上を覆って白い十字の花を咲かせています。
稲穂が頭を垂れ始めました。それでも稲刈りまではあと2、3週間の時が必要でしょうか。
お知らせ:Website「恩田の森」が、OCNのホームページサービスの終了に伴い閉鎖されました。 Blog「恩田の森Now」http://blog.goo.ne.jp/ondanomori はこれまで通り毎週末に撮影&掲載(掲載は月曜日となることもあります)の予定ですので、これまで通りご覧くださいますようお願い申し上げます。
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