横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
2023年5月27日 田植え時(その二)
今日は素晴らしい天気、いかにも初夏らしい爽やかな一日となりました。
白山谷戸の最上部です。ここから数えて二十数枚の田んぼがありますが、まだ田植えが済んでいないのは三枚だけとなりました。
栗の木が花盛り。
春紫苑(はるじおん)からひと月半遅れて、姫女苑(ひめじょおん)の花が盛りを迎えておりました。
春先にご覧いただいた源平桃の実。直径3、4センチですが、これ以上は大きくなりません。
民家の庭さ先の紫陽花たち。紫陽花はたくさんの品種があるので見飽きませんね。
あかねの森の西の縁で咲いていた山吹升麻(やまぶきしょうま。バラ科ヤマブキショウマ属)。山吹の花とは似ても似つきませんが、葉が山吹と似ていることからの命名のようです(写真に写っている葉は山吹升麻の周りのドクダミのもの)。
漫文と共に「恩田の森」他で撮った写真を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますのでこちらも是非ご覧ください。
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2023年5月21日 田植え時
「先週末は雨、今週末の天気もちょっと怪しい感じなので」と、水曜日に森を歩いてきばかりでしたが(基本、週一週末にと決めております)、まずまずの天気となりましたので今日も森を歩いてした。
何枚かの田んぼでは田植えが終わっておりました。
躑躅は終盤、そして・・・
紫陽花の季節がやって来ます。
いま時あちらこちらで群れ咲いている十薬ですが、この花は、そのたち姿がなんとも美しく通り過ぎるわけには行かず、地べたに這いつくばるようにして撮ったのでしたが、出来はいま一つ。ポートレイトは苦手な私でした(^^;
道端で盛大に咲いていた立葵(たちあおい。アオイ科タチアオイ属)。
都県境の尾根道下のヒノキ林の中の下草が刈られて道ができていました。切り出しか、間伐か、枝払いか、どんな作業が始まるのでしょうか。
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2023年5月17日 初夏の森
先週末は雨、今週末の天気もちょっと怪しい感じなので昨日、森を歩いてきました。全国的に気温が上がっていたようですが恩田の森も御多分に洩れず30度の真夏日。それでも木陰は心地よい風が吹き抜け、初夏の森を存分に楽しむことができました。
白山谷戸の田んぼには水が入っておりましたが、田植えはまだでした。
目立たないけれど、愛らしい柿の木の花。
道端でたくさん咲いている常盤露草(ときわつゆくさ。ツユクサ科ムラサキツユクサ属)。南米原産で日本には昭和初期に観賞用として導入されましたが現在は野生化し、外来生物法により要注意外来生物に指定されているとのこと。
咲き始めの柏葉紫陽花。
道端で咲いている銭葵(ぜにあおい。アオイ科ゼニアオイ属)。日本的な顔立ちをしているけれど、実は南ヨーロッパ(ということはスペイン、イタリア南部辺りか)原産で日本には江戸時代に観賞用として渡来。名前は花を一文銭に見立てたことからとか。江戸時代にすでに日本に馴染んでいたということなのでしょうか。
色づいてきた麦。麦秋も間近です。
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2023年5月6日 続、吹き荒ぶ森
先週「吹き荒ぶ森」と書きましたが、いやはやなんなのでしょうね。今日は先週なんてもんじゃない強風が吹きまくっていて花の写真はほとんど撮れず昼食後の茶事も、とてもそんな気分にもなれずに早々に退散いたしました。
水が入った白山谷戸の田んぼ。代掻きをして掻いた土が落ち着いたら田植えです。
枯れ竹が強風で倒れて道を塞いでおりました。時折ではあっても農作業の軽トラックが通りますので邪魔にならない所までズルズルと引きずってかたづけました。雑木林の中の獣道でも枯れた枝がたくさん落ちていました。
奈良川の護岸壁から生えていた桑の木の実。子供の頃に採って食べては口の周りとシャツを赤黒い果汁で汚して家に帰って叱られた記憶が蘇りました。
道端で群生する昼咲桃色月見草(ひるざきももいろつきみそう。アカバナ科マツヨイグサ属)。多年草で零れ種でも増えますが、競合する植物がないとこのように群生することもあります。正式な和名には「桃色」は入らないようですが、要するに本物の月見草は昼間じゃなくて宵の口から咲く、桃色じゃなくて白い花ですので、昼間から咲いている桃色の月見草という意味での「昼咲桃色月見草」です。我が家では桃色でも黄色でもない、白い花を咲かせる本物の月見草を栽培しておりますので、咲きましたらblogでご覧いただきたいと思います。
三週間前に、開花した最初の一輪をご覧いただきましたが今日は満開。たくさんの花が辺りに良い香りを漂わせておりました、と言いたい所ですが凄まじい強風で香りはどこかに飛び去ってしまっておりました。が、低いところで花弁がちょうど良い加減に開いている花がありましたので撮ってみました。これ以上花弁が開くとあまり上品ではない感じになってしまいます。
今日の最後は、どれほどの強風が吹き荒れていたかをお伝えしたくて撮ってみた麦畑。来週こそは穏やかな初夏の森を歩けますようにとの願いを込めて。
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#恩田の森 #横浜の里山 #都会の里地里山 #身近な自然 #横浜市青葉区恩田 #初夏の森 #二週続けての強風にさらされる森
2023年4月29日 吹き荒ぶ森
季節の進むスピードは加速度的に早くなってきて、横浜地方は晩春から初夏に向かおうと云う勢いですが、今日は冬ならば寒くてとても外に出る気も失せるような強い風が終日吹いておりまし。気温が高いので余り暑さを感じずに済んだとも云える今日の恩田の森でしたが・・・
かつらの森の崖で咲いていた立浪草(たつなみそう。シソ科タツナミソウ属)の白花。この崖で咲いていたのは草丈10センチほどの白花ばかりでした。こんな小さな草まで強風で揺れてブレてしまいました。
小さな花で、しかも花数が少なくパッとしない藪虱(やぶじらみ。セリ科ヤブジラミ属)。名前は果実が「ひっつき虫」であることから。嫌な感じの名前ですが、栄養状態が良く花着きの良いものはそれなりに目を引きます。そのうちに豪勢に咲いている藪虱をご覧いただきましょう。
桐の木がたくさんの花をつけておりました。桐(きり。キリ科キリ属)は大きな木が多く、花が咲いている姿は遠方からしか見えないことも少なくありません。足元に薄紫色で漏斗状の花が落ちていて開花に気づくこともあります。
昨秋に撮った写真、ではありません。黄葉した竹林(竹の秋)をバックにした、春の芽生えの時から葉が紅い、(たぶん)野村楓。
暗い檜林をバックにしたこれは、黄菖蒲か黄色いジャーマンアイリスか???
草丈10センチほどと小さな蛍葛(ほたるかずら。ムラサキ科ムラサキ属)が愛らしい花を咲かせておりました。
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