横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
2022年12月24日 冬日和
南関東に位置する横浜、恩田の森ではまだ黄紅葉が続いております。雑木林で空を見上げても枝にしがみ付いている葉っぱが青空の三分の一程を隠します。まだ黄紅葉が続いているのだから晩秋なのか、でも冬至を過ぎたのだから初冬どころか冬と云うべきか、11月末から12月にかけての季節を表現する言葉に困る温暖な横浜地方です。でもさすがに冬至過ぎなので小春日和はないだろうと、今日のタイトルは冬日和といたしました。
今年一番の寒さに見舞われた恩田の森。霜柱や霜に縁取られた野の草たちをたくさん見ることができました。
常緑樹と黄葉した落葉樹のコントラスト。
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薬師堂境内の無患子(むくろじ)の枝に付いている実も少なくなって来ました。
森の麦畑。午前中の日当たりがいまひとつですが、毎年この畑で育つ麦たちです。
クヌギやコナラの葉が落ちてすっかり明るくなった冬の散歩道。
漫文と共に恩田の森他で撮った写真を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますのでこちらも是非ご覧ください。
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2022年12月18日 小春日和も風が冷たい
土曜日は終日曇天、日曜日は朝から快晴の予報でしたので今週末の森歩きは日曜日と決め土曜日は自宅でまったり。日曜日は多少の雲はありながら概ね晴れて小春日和となりましたが、気温は低く日陰では冷たい風が吹く一日でもありました。
黄紅葉と落葉が進む森。竹が進出してきている雑木林では竹の緑が残り、杉や檜が植林されたところは濃緑といった具合でいくつもの色が見られる初冬の恩田の森です。
日当たりの悪い場所に植えられた柿の木の幹に生えた苔。朝方まで降った雨のお陰で生きいきとしています。一目で人を惹きつける美しい花がない季節にはこう云う地味なものにも目がいくようになり、そこで地味で目立たないものの中にある「美」を発見もする目が養われます。冬とはそう云う季節でもあるのです。
杉苔。これもまた地味で目立たず、うっかり踏みつけてしまいそうな美、小さな命。
枯れた森をバックに咲く冬桜(十月桜)。
花弁が開ききらないこと、たくさんの花糸がぎゅっとまとまっていることから、山茶花ではなく早咲きの藪椿と見ましたが、さて如何に。
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2022年12月10日 今日もまた小春日和の森
南関東の冬は乾燥した晴天が幾日も続きますが、晩秋から初冬へと移ろう時季は意外と不安定で雨が続いたりもしますが、このところ週末に限っては文字通りの小春日和が続き、雨具を持たずとも安心して散歩ができております。感謝、感謝。
例によって白山谷戸。今日もまた銭湯のペンキ絵よろしく雲ひとつない快晴です。白い雲のひつとや二つがあったほうが絵にはなりますが、それはともかくやっぱりここからスタートするのが落ち着きます。
冬至前の低い太陽と山茶花。南関東に位置する恩田の森の明るい冬を表現してみようかと画面の隅に太陽を入れてみましたが、このようなシチュエーションでは決して上等ではないレンズが馬脚を露わしてしまいます。
灯台躑躅(どうだんつつじ)の紅葉。
日当たりの良い土手では早くも水仙の花が咲いておりました。
雑木林で空を見上げた図。一週間前は五分五分だった緑対黄紅でしたが、今日は6-4で黄紅の勝ち。あと二週間で一気に勝負が決まることでしょう。
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2022年12月3日 師走らしい寒さ
11月は暖かい日が続いておりましたが、12月に入った途端に気温がぐっと下がり季節がググッと冬へと動いたような気がする恩田の森です。
かつらの森の雑木林の中の獣道を降ります。降りきったところが万年寺谷戸です。
獣道の脇で咲いていた八手(やつで。ウコギ科ヤツデ属)の花。雑木林の中の日当たりの悪い場所でも育つ常緑低木です。庭木にもされますが、私の記憶の中では無花果同様、日当たりの悪い北側の汲み取り式トイレの裏辺りに植えられている木です。
花にぐっと近づいて観るとこんな感じ。小さな花がたくさん集まって球を成しているのがお分かりいただけるでしょう。
黄紅葉の進んだ雑木林と小谷戸の畑。冬の間も比較的温暖な横浜地方ですので、畑ではキャベツやブロッコー、白菜や小松菜などの葉物野菜が栽培されています。
千両と万両。千両(せんりょう。センリョウ科センリョウ属)の実は葉の上に、万両(まんりょう。サクラソウ科ヤブコウジ属)は(重いので、と覚える)実が垂れ下がります。庭にも植えられますが、実を食べた鳥が糞とともに種を落とすのでしょう、雑木林の林床でも普通にみられます。
紅葉を楽しみに出かけることを紅葉(もみじ)狩りと云いますが、残念ながら恩田の森にはモミジは多くありません。でも探せば、少しはあります。
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