横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
2024年7月28日 酷暑が続く森
梅雨が明けた途端に、猛暑を通り越して酷暑が続く恩田の森です。
1960年頃の地図を見ると谷戸の上部に溜池があったようですがその辺り一帯は住宅地になり、今は一番の上の田んぼの脇に作られた井戸で汲み上げられた水が谷戸の田んぼの水源となっています。
名前の通り薄暗い藪の中で群れて咲く藪茗荷(やぶみょうが)。葉が茗荷に似ていることからの命名ですが茗荷はショウガ科で、こちらはツユクサ科。
薬師堂境内の無患子(むくろじ。ムクロジ科ムクロジ属)の果実です。今年は実の付きが悪いように見えます。果肉はサポニンを含むため石鹸代わりに、種子は黒くて丸く硬いことから数珠や玉暖簾の材にされるようです。
夏の花、臭木(くさぎ。シソ科クサギ属)の花が咲いておりました。図鑑等には「荒地に最初に生えてくる先駆的植物、日当たりのよい林縁などに大小の集団をつくって群生する」と書かれていますが、まさにそのような場所でそのように生えておりました。葉や茎を千切ると悪臭がすることからの命名ですが、花は凛として美しく甘い香りがします。
周りの草木が生い茂り、もう会えないかと思っていた狐の剃刀(きつねのかみそり。ヒガンバナ科ヒガンバナ属)ですが、隣の畑の方が草刈りをしてくださったおかげで見ることができたようです。今日は一株だけでしたが、来週にはもっと多くに狐の剃刀を見ることができるのではないかと期待しているところです。
漫文と共に「恩田の森」他で撮った写真を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますのでこちらも是非ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7
To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.
#恩田の森 #横浜の里山 #里地里山 #身近な自然 #横浜市青葉区恩田町 #七月 #夏 #植物 #自然 #写真
2024年7月20日 梅雨明け〜酷暑の森
横浜地方の梅雨が明けました。途端に猛暑を通り越して酷暑です。でも、恩田の森の田んぼも畑も、今のところ水の心配はなさそうです。
梅雨が明けて、夏の盛りの森の空です。お馴染みの白山谷戸ですが、横位置でご覧いただくのは実に珍しいことかと思います。
白山谷戸とは後先になりますが、かつらの森を下ったところにある民家の庭先の、毎年開花を楽しみにしている鹿の子百合。なんとも優しく美しい色合いです。
梅雨明けぬれば秋遠からじ。すみよしの森南麓の小さな畑の隅で咲いていた秋桜。
なるせの森、牢場谷戸の田んぼ。まさに緑の絨毯ですね。
このところ毎週ご覧いただいている山百合。これほどの花を咲かすまでには幾年月かかるのでしょうか。
漫文と共に「恩田の森」他で撮った写真を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますのでこちらも是非ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7
To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.
#恩田の森 #横浜の里山 #里地里山 #身近な自然 #横浜市青葉区恩田町 #七月 #夏 #植物 #自然 #写真
百合の王様
*Click on the photo to see it in larger size.
山百合。やっぱり百合の王様だね!
横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは7月13日に撮影した写真を6点掲載いたしております。雨上がりの森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/dc15cbdbe79d7e903462272842e27bb9
To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.
#山百合 #ヤマユリ #百合の王様
2024年7月13日 またしても雨上がりの森
今年は随分と遅くに梅雨入りしましたので仕方がないのですが、ここしばらく雨勝な天気が続いている横浜地方です。今日も未明まで雨が残っていたようですが、いつもの出発時間には止んでおりましたので出かけましたが・・・
先週、散歩から帰ってすぐに綺麗に洗ったシューズでしたが、雨上がりとは云え、わずか50mほど藪を漕いだだけでこの有様。でもこちら側はまだ上等で、踵側は泥だらけです。
いつもの白山谷戸。雨も上がり気温もほどほどで、足元以外はまずまずの散歩日和となった今日の恩田の森でした。
一重咲きの忘れ草、野萱草(のかんぞう)。好き好きですが、私は藪萱草よりもすっきり一重咲きの野萱草の方が好きかな。
強い雨に打たれて倒れ、行く手を遮る竹。これをかき分けて前に進みます。
雑草に覆われたサツマイモ畑。恩田小学校4年生のみんな、夏休みになったら雑草を抜きに来ましょうね。苗を植えただけではサツマイモは食べられないのですよ!
オクラ(アオイ科トロロアオイ属)の花です。オクラを漢字で書くと「奥良」、と云うのは真っ赤な嘘。オクラと云う名前を日本語だと思っている方もおられるようですが、実は英語のOkraが日本でもそのまま呼ばれているのです。元はアフリカ北東部原産で、アフリカから奴隷として北米に連れてこられた人たちが栽培したものが英語でOkraと呼ばれるようになったのだそうです。
漫文と共に「恩田の森」他で撮った写真を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますのでこちらも是非ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7
To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.
#恩田の森 #横浜の里山 #里地里山 #身近な自然 #横浜市青葉区恩田町 #七月 #夏 #植物 #自然 #写真
2024年7月6日 猛暑が続く森
雨が少なく連日30度を越す猛暑が続く横浜地方ですが、恩田の森も御多分に洩れず猛暑の日々。今のところ農作物に影響が出るには至っていないようですが、そろそろ一雨欲しいところです。
白山谷戸に続く小谷戸畑です。すでに30度を越しているようですが、菅笠を被り農作業に勤しむ姿がお分かりいただけますでしょうか。
雑木林の縁で群れて咲く藪萱草。なぜか今年は野萱草の姿を見ていない。
夏の花、木槿が元気に咲いております。隣国、大韓民国の国花です。
都県境の尾根道脇で咲いていた山百合。その姿、香り、どれを取っても百合の王様ですね。
今年も会えました。刈られても刈られても茎を伸ばし花を咲かせるカンナ。
漫文と共に「恩田の森」他で撮った写真を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますのでこちらも是非ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7
To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.
#恩田の森 #横浜の里山 #里地里山 #身近な自然 #横浜市青葉区恩田町 #七月 #夏 #植物 #自然 #写真
2024年6月29日 雨上がりの森
出かける用意はしていたのですが、いつもの出発時間の30分前まで降っておりましたので躊躇しておりましたが「上がる!降らない!!大丈夫!!!」と一人で3票入れて出発いたしました。
おなじみの白山谷戸。雨は上がったようですが、ご覧の通りの曇り空。強い影が出ないので花を撮るには良いのですが、肝心な花たちが端境期・・・
白山谷戸の畑脇の小径では早くも秋の田村草(あきのらむらそう。シソ科アキギリ属)。
秋の田村草の隣には藪茗荷(やぶみょうが)。名前に「茗荷」と付きますが、食べる茗荷がショウガ科ショウガ属なのに対してこちらはツユクサ科ヤブミョウガ属ですので、他人の空似。小さな蜂?がたくさん蜜を集めに来ておりました。
すみよしの森の民家の生垣にされている梔子(くちなし)の花。一輪だけ雨に打たれうな垂れて咲いておりました。
こどもの国線の線路脇では早くも藪萱草が咲いておりました(やぶかんぞう。ワスレグサ科ワスレグサ属)。種としては忘れ草(わすれぐさ)で、八重咲きのものを藪萱草、一重咲きのものを野萱草(のかんぞう)と呼んで区別しています。
漫文と共に「恩田の森」他で撮った写真を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますのでこちらも是非ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7
To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.
#恩田の森 #横浜の里山 #里地里山 #身近な自然 #横浜市青葉区恩田町 #六月 #初夏 #植物 #自然 #写真