横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
若葉萌ゆ
28 Mar. 2015
先週は「森は花盛り」と書きました。梅が咲きます。辛夷や白木蓮が咲きます。でも、花はあと、まずは若葉の芽吹きが先と云う樹木も沢山あります。
ミズキの若葉です。花が地味な樹木は若葉が美しい、そんな気がします。
かつらの森の木瓜(ぼけ)が満開でした。木の下の石仏は馬頭観音。
すみよしの森では鶯神楽が咲いていました。スイカズラ科の低木で、クヌギやコナラが葉を茂らせる前の明るい雑木林で小さく愛らしい花を咲かせます。
先週咲き始めた辛夷の花が満開になっていました。チューリップのように上向きで厚めの花弁が閉じているかのように咲くのが白木蓮。幅の狭い花弁が開いて花弁が見えるように横向きに咲くのが辛夷です。
blog:郷秋<Gauche>の独り言(毎日更新中!)
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このページで紹介しきれない写真はblogの方にほぼ毎日掲載しておりますのでどうぞのぞいてみてください。
森は花盛り
22 Mar. 2015
先週の森はまだ梅が主役でしたが、今日は主役交代。辛夷や白木蓮が主役を務めておりました。
なるせの森の入り口にある大きな白木蓮。お見事!としか云いようのないほど、木全体が真っ白になるほどの花を着けていました。
白木蓮に似ていますが、どこか都会的な白木蓮に比べると素朴な印象の辛夷です。甲乙つけがたい美しさがありますね。
先週は咲き始めたところをご覧いただいた木五倍子(きぶし)ですが、これまた余りに見事な咲きっぷりでしたので、ぜひ是非ご覧いただきたく再掲です。
樹木の花が続きましたので、最後に足元の小さな花をご覧いただきましょう。先週もご覧いただいた花韮ですが、先週の純白に対してこれはかなり青味がかった花色のもの。遺伝子的にはどれ程の違いかは判りませんが、どうやら純白系と青味系の二種類があるようです。
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春本番一週間前
14 Mar. 2015
何を基準に春本番一週間前かと云えば、なるせの森の入口にある白木蓮の開花状況です。白木蓮の下の山茱萸は満開状態なのですが、白木蓮はまだ蕾のままなのです。
すみよしの森南斜面の小さな梅林と良く耕された畑。梅の木の下の草を見ると「草青む」と云う季語が浮かんできましたが残念ながらそれまでで、作句には至りませんでした。
そこかしこで咲き始めた花韮。これは真っ白ですが、青味がかかった花色のものもあります。名前は、葉を千切ると韮臭がすることから。
ゲソ(イカの足)と見紛う木五倍子(きぶし)も咲き始めました。
なるせの森の番匠谷戸中程にある梅が、木全体が真っ白になるほどの花を咲かせていました。見る者を楽しませてはくれますが、良い実を採るための剪定がされていない木であることも判ってしまいますね。
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曇り空
8 Mar. 2015
天気「予報」は雨。でも僕の希望的「予想」は曇り。案の定曇り。日頃の行いの良さが証明され、無事に2週間振りの散歩&撮影に行くことができました。
雨上がりの白山谷戸。雨は止んでも空気中には多量の水分が漂いほんの100メートル先も霞んで見えますが、梅にはそんな天気もお似合いのような気もします。
蕗の薹をバックに、地面近くまで垂れ下がった枝先で咲く梅の花。良い香りに包まれながらの撮影でした。
あかねの森の白木蓮の下に植えられている山茱萸(さんしゅゆ)。2週間前にはまだ固い蕾でしたが咲き始め、まだ色彩の乏しい森の中で目を引いていました。
なるせの森のMさんの農機具小屋の脇では三椏(みつまた)が咲いていました。和紙の原料となるコウゾ、ミツマタの三椏(三又)です。名前の由来が判るように撮ってみました。
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