横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
晩秋の輝き
23 November 2013
晩秋の最後の週末は素晴らしい陽気となり、秋の最後の輝きを堪能する森歩きとなりました。
山椒も黄葉するなり。緑の若葉こそが山椒のすべてかと思っていましたが、この時期の黄葉した山椒も、手に取って叩いてみればあら不思議、ちゃんと山椒の香りがするのです。
稲わらの鉢巻をした白菜。なかなか結球しない白菜の頭を稲わらで結びます。私の故郷、福島では晩秋には収穫され新聞紙などで包んで保存しますが、温暖な横浜ではこの状態で収穫を待つことになります。
なるせの森の尾根道への入口です。ここから尾根道まで続く雑木林のトンネルが訪れる人を秋の輝きで迎えてくれます。
上の入口から50メートル程歩いたこところ。こんなクヌギやコナラのトンネルが尾根道近くまで続きます。
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穏やかな森
17 November 2013
火曜日に歩いたばかりでしたが、今朝の穏やかな日差しに誘われて今日も森に出かけてきました。
すみよしの森のトトロの切通し脇の柿の大木。この時期にしては残っている柿の実が少ないように思います。暑く長かった夏と急激にやって来た寒さのせいなのでしょうか。
すみよしの森の民家の庭で咲いていた皇帝ダリア。昨年は台風で折れてしまったものが多いようですが、今年はあちらこちらで誇らしげに咲いているのを見かけます。
きれいに耕されたなるせの森の畑。畑の隅で群れ咲く菊。その向こうの緑は刈り取った稲の株のひこばえ。短い間に花を咲かせ僅かですが実をつけています。
今どき、空き地は道端で咲いている姫蔓蕎麦(ひめつるそば)。ヒマラヤ原産で日本には明治中期に移入され、今ではほとんど雑草化しています。園芸店では「ポリゴナム」と云う名で売られているようです。
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木枯らし一号のあとに
12 November 2013
先週末にも外せない仕事があり森に行くことが出来ず、火曜日になってようやく。前日には東京地方に「木枯らし一号」とのニュースでしたが、横浜の外れにある恩田の森にも冷たい風が吹き、秋が一気に深まった感じがしました。
目の前に鮮やかなオレンジ色の実が・・・。見上げるとたくさんのカラス瓜がぶら下がっていました。
すみよしの森の小谷戸、トトロの切通し下に続く小谷戸のNさんの畑では里芋の収穫作業中でした。芋柄ごと引き抜くのかと思っていましたが、まずは芋柄を切って束ね、それから芋を掘り起こすようです。子供の頃に乾燥した芋柄を戻したものがみそ汁に入っていた記憶がありますが、この芋柄はどうなるのでしょうか。
薬師堂の裏手でミカンがたわわに実っておりました。地球温暖化の進行に伴い陽当たりの良い所では盛んにミカンが植えられるようになってきた恩田の森です。
晴れの予報が出ていたのに起きてみればドンヨリとした雲に覆われ寒い朝でしたが、帰る頃になり雲が切れ太陽が顔をのぞかせてくれました。
おまけにもう一枚。余りの寒さに例年より一カ月早く超小型のガスストーブ(コンロ)を持って出かけました。冬の間は昼食時にこれでお湯を沸かし熱々のスープやラーメン、コーヒーで楽しんでいます。
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三週間振りの森
2 November 2013
10月12日に撮影・掲載して以降毎週末にどうしても外せない用事が続き、今日は三週間振りの森歩きとなってしまいました。前夜からの天気予報では晴れとの事でしたが、起きてみれば厚い雲に覆われ天気。気温がそれ程下がらなかったのがせめてもの救いでしたが、昼食を食べているころから霧雨となり慌てて森を後にしました。
脱穀後の稲わらが干されたままになっている白山谷戸。
すみよしの森の小谷戸、トトロの切通し下にある大きな柿の木です。樹齢は判りませんが存在感のある古木です。
お茶の花です。ご覧になったことがない方には花の大きさは判りづらいものですが、これなら椿に似ていながらも小振りな花の大きさが良くお分かり頂けるでしょうか。手の平にのっているのが昨年の花がつけたお茶の実。実の外皮が弾けると大振りな種?が三つ現れます。
森の畑の端や道端など至るところで咲いている菊の花。菊の仲間はホントにたくさんの種類がありますね。
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