2020年11月29日 冬の始まり

　明後日には師走、12月です。比較的温暖な横浜にもいよいよ冬がやってきました。



　先週もご覧いただいた白山谷戸です。晩秋から初冬へ移ろう空気感を表現できていれば嬉しいのですが・・・。



　道端で盛大に咲いていた姫蔓蕎麦（ひめつるそば）。我が家の庭のものと比べるとかなり濃いピンク色で、いかにも元気そうな姫蔓蕎麦でした。



　しばらく小春日が続いておりましたので本当の春と勘違いしたのか、スミレの花が咲いておりました。



　咲き誇る山茶花。



　珈琲の香りて森に冬来たる　　郷秋＜Gauche＞

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#恩田の森 #横浜の里山 #都会の里地里山 #身近な自然 #冬来たる　#初冬の森

2020年11月22日 小雪

　今日は小雪（しょうせつ）。雪国では雪が降り始める頃。11月7日の立冬は、まさに「暦の上」でのことでしたが、さすがに小雪ともなると南関東に位置する恩田の森でも木々が色づき、いよいよ冬が始まる気配が濃くなってきます。



　いつもの白山谷戸。今日も雲ひとつない青空。



　刈り取り後の田んぼをバックにしたコセンダングサ（もしくはアメリカセンダングサ）の痩果。鋭い角がありこれを動物の毛皮（や人間の被服）に刺して遠くまで種を運んでもらい子孫を残そうと云う作戦である。



　山茶花。





　道端の菊たち。丹精込めた豪華な菊花はもちろん素晴らしいが、毎年同じ季節に同じ場所で律儀に花を咲かせる路傍の菊にもまた捨てがたい魅力がある。



　「おまけ」は本日の森のレストラン、オールスター。食後には、今日は珈琲ではなくインスタントのお汁粉をいただきました。

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#恩田の森 #横浜の里山 #都会の里地里山 #身近な自然 #晩秋から初冬へ #小春日和 #小雪

2020年11月14日 小春日和

　「冬はすぐ其処そこまで来ているのだけれど，まだそれを気づかせないような温かな小春日和が何日か続いていた。（堀　辰雄　『菜穂子』より）」。まさにそんな小春日和の恩田の森。気持ちよく散歩ができましたが、日当たりの良い場所はまさに「どピーカン」で花の写真と撮るにはちょっと不向きなお天気でした。



　すみよしの森の小谷戸に立冬過ぎの低い太陽の光が差し込みます。



　道端でたわわに実る柚子。



　純白、八重咲きの山茶花。



　二本の鉄塔の向こう側に見えている丹沢山塊の陰から、雪をかぶった頂上だけをわずかに見せる富士山。





　すみよしの森南麓の道端でたくさんの菊が咲いておりました。

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#恩田の森 #横浜の里山 #都会の里地里山 #身近な自然 #晩秋から初冬へ #小春日和

2020年11月8日 晩秋の森

　昨7日は立冬でしたが、立冬と云うには随分と暖かな日で、今日もまたその暖かさが続き半袖で歩いている人を見かける程でした。東北、北海道ならいざ知らず、温暖な南関東に位置する横浜地方では立冬とは云えそれは暦の上のことだけであり、ようやく紅葉が始まったばかり。ややしばらく晩秋が続き、いよいよ師走に入ろうとする頃からようやく初冬の気配が漂う恩田の森です。



　いつもの白山谷戸の田んぼです。暦の上では立冬を過ぎましたが、森の上の空には未だ秋の雲。

201108_1640

　もう一つ、たわわに実った柿の実の上の秋の空。



　でも、足元では千日紅（せんにちこう）が咲いています。さすがに千日は咲いておりませんが、霜が降りる頃までは咲き続けます。足元には夏の花、空は晩秋。面白い季節です。



　山茶花（さざんか）の花。「山ちゃばな」と書いてどうして「さざんか」なのかと云えば、音読みの「さんさか」が音位転換したものと云えばご理解いただけるでしょうか。



　咲き誇る菊の花。あたりに清々しい香りが漂っておりました。

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