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初冬と云うには温かな森

30 Nov. 2014

 11月最後の日曜日。二週間振りに森を歩くことができました。平年ならば朝の空気はキリリと引き締まり、秋とは決別した森を見ることが出来る時期ですが、今日の森は昨日来の雨があがり気温も16、7度はあるだろうかと云う程の温かさで、小春日と云うよりは秋に逆戻りしたよう陽気の恩田の森でした。


 かつらの森の雑木林を見上げる図。黄葉が進むと共に頭上を覆う葉も随分と少なくなり、空が透けて見えるようになってきました。


 白山谷戸です。手前の田んぼが青いのはひこばえ。稲刈り後からの僅かな間に茎を伸ばし花を咲かせ実を着けているものもあります。


 なるせの森の落葉道。


 同じくなるせの森の谷戸奥です。四季折々に違った表情を見せてくれる、里地を凝縮したような谷戸です。

blog:郷秋<Gauche>の独り言(毎日更新中!)
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穏やかな晩秋

16 Nov. 2014

 晩秋から冬にかけての、もの悲しい感じが好きではないと云う方もおられるかも知れませんが、私はこの季節が大好きです。春から夏にかけての生命感、躍動感が少しずつ失われて行くと共に華やかさの陰に隠れていた、何か本質のようなものが見えてくるような気がするからです。気がしているだけなのかも知れませんが・・・。


 谷戸田で佇む山羊。何を考えているのやら。山羊の顔は老哲学者を思わせるところがあるのでついつい何を考えているのかと考えてしまいますが、きっと何も考えていないのでしょうね。


 すみよしの森南麓の田んぼでは、多分、恩田の森で一番遅い脱穀作業が行われていました。


 木全体が赤く染まるほどたくさんの花を付けた山茶花。青い空とのコントラストが見事です。


 横浜・みなとみらい地区のランドマークタワーが良く見えました。恩田の森からは南東方向にわずか17km。近くに見えるはずです。

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暖かな晩秋

2 Nov. 2014

 11月に入りました。例年なら晴れていてもウインドブレーカー、雲っていればジャンパーが欲しい季節ですが、日中は22度まで上がり、風が吹いてもまったく寒さを感じない今日の森でした。


 恩田の森唯一の水系、奈良川です。しっかり護岸工事がされた都会の川ですが、擁壁が植物の生え易い構造になっているために幾種類もの樹木が生え、なかなか賑やかです。ところどころで黄葉が始めっているのがお判りいただけるでしょうか。


 蔦紅葉。


 柿黄葉。


 森の民家の庭先や畑の隅などでいろいろな種類の菊が咲いています。今しばらく楽しませてもらえそうです。

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