横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
2016年7月19日 梅雨晴れ間の猛暑(その五)
今年は梅雨の期間も雨のために撮影出来ないことがないまま梅雨明けを迎えることになりそうです。どうやら私が「晴れ男」なのは間違いがないようです。
今日はじっとしていても汗が滲んで来る程の蒸し暑い一日となりました。東海地方まで梅雨明けとのことですが、横浜地方も雲はあるものの時折日も差し、梅雨明けかと思うような恩田の森でした。
道端の昼顔と露草そして小さなバッタ。生きているのだとは思いますが、マクロレンズに交換し、ググッと近づいても動く気配なし。バッタも暑くて動くのか億劫なのでしょうか。
竹林の縁で臭木の花が咲いていました。竹林の縁のちょっとした荒地との境目に根を下ろしと、図鑑に書いている通りの場所で咲いていました。臭い木と書いて「くさぎ」。花は清楚で美しいのに葉を千切ると臭いので気の毒な名前が付けられてしまいました。
薬師堂境内の無患子(むくろじ)の落果。熟して落ちる実は一つずつになっていますが、若い時には二つ、三つがくっついているのでしょうか。
なるせの森のスイカ畑。カラス避けに張られたネットに足を取られて絶命したカブトムシ。毎年たくさんのカブトムシが同じ運命を辿っています。と云うことは、早朝にスイカ畑に出向けば労せずカブトムシを手に入れることができると云うことでもありますね。
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2016年7月2日 梅雨晴れ間の猛暑(その四)
今週の森
私が「晴れ男」なのは本当かもしれないと確信しつつあります。土曜日は雨でしたが、今日は晴れて猛暑。少なくとも今年の梅雨は、しとしとじめじめの陰性タイプではなく、ざっと降って降り飽きるとさっと晴れるを繰り返す陽性タイプのようです。
Nさんのスイカとカボチャの畑です。雨が降ってそして晴れての繰り返しですから蔓はどんどん伸びます。そして雑草も。
この花を見ると「い〜までは指〜輪も〜」と云う例の旋律が頭の中をぐるぐる回り出してしまいます。はい、梔子(くちなし)の花です。本来は六弁単咲きですが、恩田の森の農家の庭先で見かけるのはほとんど全て八重咲きです。
八重咲きにあっても清楚なくちなしの花とは好対照と云っても良いでしょうか。日本原産の花の中では最もゴージャスな花と云って間違いない、ヤマユリがなるせの森の尾根筋で咲き始めました。花径は20センチにもなり、ユリの花としては世界的にみても最大規模で、自らの花の重さに耐えかねて支柱がないとまっすぐに立っていられない程となります。
なるせの森のペット兼除草係りのヤギくん(ちゃん、かも知れません)。目が合ってしまったので、一枚。
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2016年7月2日 梅雨晴れ間の猛暑(その三)
私が「晴れ男」なのは本当かもしれません。三週続いて雨とはならず暑い週末となった恩田の森でした。
すみよしの森の畑を耕すNさん。トラクターでの仕事とは云え暑い最中の重労働であることに変わりはありません。
かつらの森の民家の庭先で咲く凌霄花(のうぜんかずら)。森の緑をバックにしたオレンジ色のトロピカルな花が涼しげです。
森の周辺や畑の隅で野萱草が咲き始めました。調べてみるとユリ科ワスレグサ属とのこと。そう云えばそろそろ山百合も咲き始める季節ですね。
これも森のあちらこちらで見かけるようになった姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん)。南アフリカ原産とのことですが、生育場所を選ばず繁殖力が旺盛なことから全世界で野生化しているとのこと。佐賀県では移入規制種の指定を受け、栽培が条例で禁止されているとのことですが、少なくとも横浜ではあぜ道や庭先に盛大に咲いています。
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