横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
雪
30 Jan. 2015
冬の恩田の森は、連日乾燥した晴天が続きます。雨が降るのは冬型の気圧配置がくずれた時。そして雪が降るのは春に向かって気圧配置が動く時。ホントにそうなのかどうかは判りませんが、私はずっとそう思っております。
すみよしの森のメインストリーです。雪が降り始めて2時間くらい経っていると思うのですが、人やクルマが通った跡がありません。
寒くて指先も冷たくなりあかねの森となるせの森までは行かず早々に引きあげて来ましたが、家に着いたことには雪から雨に変り、昨年の2月の大雪のような被害はなくて済みそうな今日の森でした。
blog:郷秋<Gauche>の独り言(毎日更新中!)
http://www33.ocn.ne.jp/~musica/essay_blog.html
このページで紹介しきれない写真はblogの方にほぼ毎日掲載しておりますのでどうぞのぞいてみてください。
曇り空
24 Jan. 2015
このところ冬の南関東特有の乾燥した晴天が続いていましたが、今日は曇り空で湿度も高い恩田の森となりました。終日晴れの予報だったのですが、少なくとも恩田の森辺りは曇り。気温は6~7度くらいで無風でしたが日差しが無いと何とも寒々しい感じがします。
いかにも寒々しい森を撮ってみました。遠目には冬枯れですが、近くで枝先を見ると冬芽がふくらみ芽吹きの準備がされているのがわかります。
森は冬枯れでも里の椿は既にシーズンを迎えています。
満作(万作とも)。春先に「まんず咲く」(東北地方の方言で、まず咲くの意)から満作。細い紐のような花弁がなんだか造花のようにも見えます。
水仙もこんなにたくさん咲いていました。「冬来たりなば春遠からじ」と云いますが、そんな言葉を実感されられた今日の恩田の森でした。
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またまた散歩日和
18 Jan. 2015
先週木曜日には久し振りの雨が降ったけれど金曜日には天気が回復して、それ以降は南関東特有のカラカラに乾燥した晴天が続きました。気温もそこそこ上がり、先週よりは春が近づいたような気もしますが、比較的温暖な南関東なりの厳冬期はこれからです。
冬枯れの恩田の森。緑色は竹林。この森を歩き始めた10年前と比べると雑木林を侵食した竹林の面積が増えているような気がします。
霜柱です。ファインダーをのぞいている間に「ググッ」と背が伸びたのにはびっくり! 大学1年生の時、返還直後の沖縄から進学して来たMくんが霜柱を踏んでは小学生のように喜んでいたのを思い出しました。
先週はようやく見つけた一輪だったのに、今日はこんなにたくさん咲いていました。この前を通りながら見逃していたようです。
農家の庭先で咲いていた春の斥候。素心蝋梅。「冬来たりなば春遠からじ」とは云いますが、春の足音が大きくなるにはあとひと月の時間が必要です。
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冬好日
11 Jan. 2015
今年二回目の森歩きは、先週に続いて絶好の散歩日和となりました。でも、昨年末からの低温が続いているせいか春の先触れとなる花の開花が例年になく遅いように感じる恩田の森でした。
青空のもと、白山谷戸では田起こしが行われていました。東北の米どころでは雪が消えないと田起こしが出来ない訳ですが、比較的温暖な横浜地方では冬の畑仕事の合間に行われる田起こしです。
早い年は暮れの内から咲いている水仙も、今年は余り見かけません。
枯草の中に黄色の実があるのを見つけました。さて、何の見でしょうか。ミニトマトを更に小さくしたような実からナス科、草丈と茎に棘があることからワルナスビではないかと思い至りましたがさて如何に。
ようやく見つけた梅の花。梅一輪香りは風に乗りにけり。
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今年最初の森歩き
3 Jan. 2015
今年最初の森歩きは、穏やかな散歩日和の中を実に気持ち良く歩いて来ることができました。毎週末の森歩きも11年目となりました。昨年の後半は諸般の事情で二週間に一度程のペースとなりましたが、今年はほぼ毎週の散歩&撮影が出来るものを思っております。本年もこのページを度々お訪ねくださり、都会の僅かな隙間に残された里地里山の四季をお楽しみを頂ければ幸いす。
すみよしの森の雑木林を見上げた図。先週までは枝にしがみ付いていた葉が沢山あったのに、今日はすっかり無くなっていました。カレンダーに合せたかのように冬枯れの森となりました。
森のあちらこちらにある小さなお社の一つ、「椎の木大明神」です。どのお社にも鏡餅とお神酒が供えられておりました。
正月の薬師堂。釈迦を教祖とする外来宗教たる仏教寺院(別院)が日本土着の神様に守られています。違和感を持つ人がほとんどいないこの神仏混淆は、勉強するに値する日本固有の宗教文化と云えるでしょう。
冬だと云うだけではなく、工場も休み、クルマも少ない事から空気が澄んでいるからなのでしょう、直線距離で17kmの横浜・みなとみらい地区にあるランドマークタワーが手を伸ばせば届くのではないかと思える程はっきりと近くに見えました。
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