横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
秋の気配
26 August 2013
一週間前に「先週と比べると随分と暑さが和らいだように感じました」と書きましたが、今日は更に涼しく、秋の気配を感じながら森を歩いて来ました。
田植が早かった田んぼでは稲穂が色づき始めていました。
9月15日に上恩田杉山神社で行われる秋祭りの出し物を知らせる看板。なかの美智江さんは毎年出演されているようです。
あかねの森南麓にある子ノ辺神社の階段下にある銀杏の根元の芙蓉の花が咲いていました。
最後に秋の気配をもう一つ。口を開けて茶色の実を見せてくれるのにはあと二週間くらい必要でしょうか。
blog:郷秋<Gauche>の独り言(毎日更新中!)
http://www33.ocn.ne.jp/~musica/essay_blog.html
暑さのピークは過ぎた?
17 August 2013
もう一カ月以上猛暑が続いている横浜地方ですが、今日は先週と比べると随分と暑さが和らいだように感じました。とは言ってもおそらく34度ではなく32度と云った程度かも知れませんし、多少風があったからなのかも知れません。
暑い暑いと云っても夏は確実に終わりに向かっていつつある証拠。地面にたくさん落ちている柿の実と柿の葉。
お盆の名のこり。亡くなった親族に早く来てくださいときゅうりの馬、帰りはゆっくりとお帰りくださいと茄子の牛なのだと聞いたことがあります。
もっとも美しい野菜の花の一つ、オクラの花。北東アフリカ原産との事。花の咲いた後の若い実を食べます(花の右の実は大きくなり過ぎ)。私が子供の頃には食べた記憶がありませんので日本の一般家庭で食べられるようになって来たのはここ2、30年の事だと思いますが、今ではすっかり日本の夏野菜として定着していますね。
秋が遠くないことを示すもう一つの証拠。秋の七草のひとつ、女郎花(おみなえし)。
blog:郷秋<Gauche>の独り言(毎日更新中!)
http://www33.ocn.ne.jp/~musica/essay_blog.html
猛暑が続く森
11 August 2013
7月末から猛暑が続いている横浜地方です。所によっては「ゲリラ豪雨」見舞われている首都圏ですが、何故か恩田の森辺りには降りません。それでも水田の水が切れることはないようですが、畑はすっかり乾ききっているように見えます。
猫は涼しい場所を知っている。この日は35度近くまで気温が上がったのではないかと思いますが、それでも竹林や雑木林の中はアスファルトの上と比べれば2、3度は低いように感じます。
暑くなると必ずご覧いただくことになる「奈良の滝」。冗談ではなく飛び込みたくなりました。
例年ならこの時期沢山咲いているはずの狐の剃刀(きつねのかみそり)ですが今年はほんの僅か。少雨のせいなのかも知れませんが、彼岸花同様ほんの数日のうちにするすると茎を伸ばして花を咲かせますので来週を楽しみにいたしましょう。
こうして見る青田は少しは涼しげでしょうか。4時間半、10kmの間に2.5Lの水分補給が必要であった昨日の森歩きでした。
blog:郷秋<Gauche>の独り言(毎日更新中!)
http://www33.ocn.ne.jp/~musica/essay_blog.html
8月
5 August 2013
8月に入りました。夏、真っ盛りです。
先週ご覧いただいた臭木(くさぎ)と野萱草(のかんぞう)のツーショットです。どちらも森の周辺で里地との境目に生えることが多いのですが、かつらの森のまさにそのような場所で仲良く花を咲かせていました。野萱草は例年よりも随分と遅くまで咲いているような気がします。
イネ(稲、お米の生る草)の花が咲き始めました。まだ青い籾から飛び出している白いものが雄蕊のようです。実に地味な見向きもされない花ですが、この花が日本を含むアジアに住む多くの人を養ってくれているのです。開花が早かった田んぼで漂う甘く香ばしい匂いを胸いっぱいに吸い込んできました。
すみよしの森からあかねの森に行くために「こどもの国通り」を渡りますが、その道端に咲いていた(咲き終わった)アザミの綿毛です。綿毛の付いた種を飛ばす花としてはタンポポが知られていますが、アザミも同じように種を飛ばして子孫を増やしているのです。
なるせの森の田んぼの端の鬼灯(ほおずき)。漢字では酸漿と書く場合もあります。花は6月頃に咲きますが地味で目立たず、もてはやされるのはこちらの実ばかりですね。
blog:郷秋<Gauche>の独り言(毎日更新中!)
http://www33.ocn.ne.jp/~musica/essay_blog.html