横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
2019年3月31日 春本番
弥生三月も今日が限り。明日は卯の花月、春本番です。とは云え今日の横浜地方は天気予報とは裏腹に空は雲に覆われ気温も上がらずと、まさに花冷えの一日となりました。
かつらの森にある小さな馬頭観音の石碑に覆い被さるように咲いている木瓜の花。
枝垂れ桜と云う程ではないのですが、それ風に枝垂れたひと枝を撮ってみました。
先々週、最初の一輪をご覧いただいた編笠百合ですが、今日はたくさん咲いておりました。お願いしてここから頂いてきた我が家の編笠百合は今年も花を着けませんでした。来年に期待。
春霞む恩田の森、すみよしの森からかつらの森を見たところです。都会の小さな森にあって数少ない、いかにも山の中っぽい表情を見ることができる数少ない場所からの一枚です。
毎年楽しみにしている源平桃が見事に咲いていました。
夜半まで降っていたらしい雨に濡れたままの豌豆の花。野菜の花とも思えないほど美しい姿ですが、スイートピーの親戚と聞けば納得いただけるでしょうか。
最後にもう一枚桜を。なるせの森の芽吹き始まった雑木林をバックにした桜です。
恩田の森で撮った写真他を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますので是非ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7
To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.
2019年3月17日 蘭春へ
先週は散歩&撮影することができず二週間ぶりに森となりました。前回はまだ早春の趣があったのに今日はもう蘭春も間近と思えるほどに、春の足は速い。考えてもみれば春の彼岸も目前。「暑さ寒さも彼岸まで」とはまったく上手いことを云ってものです。
雪柳。真っ白な花が春の陽を受けて輝いておりました。
麦畑。手ブレではなく被写体ブレです。風に揺れる麦の若葉を表現できないかとギリギリまでシャッタースピードを落としてみましたが、雰囲気は伝わりましたでしょうか。
山茱萸(さんしゅゆ)と白木蓮(はくもくれん)の共演。
木瓜。本来の花いろは深赤色ですが、これは白とピンクの二色咲。ボケとツッコミの「ボケ」ではなく、果実が瓜に似ているから木になる瓜で「木瓜」。
雑木林と畑の境に植えられた白木蓮。クヌギやコナラに負けじと背伸びした結果、樹高だけが伸びてしまったと云うことでしょうか。
恩田の森で撮った写真他を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますので是非ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7
To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.
春となる
二週間振りの森はすっかり春になっておりました。冬の間は二、三週間ぶりとなっても変化などほとんど無いように見えるのですが(用心深く観察すると変わっている)、これからしばらくの間は、一週間と云わず一日毎に変化して春の色が濃くなって行くことでしょう。
雑木林の中でひっそりと咲いている鶯神楽(うぐいすかぐら)。「鶯の木」と云う別名もあるように鶯が鳴き始める頃に咲くことからの命名だと思いますが、「神楽」の意味は不明。
鶯神楽が咲く急斜面の雑木林から尾根筋に上がり少し歩くと見えてくる紅白の梅。ちらりとしか見えないのですが、毎年楽しみにしている梅の花です。
すみよしの森の民家の梅です。「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」と云う言葉があります。良い実を生らせるために梅の木は剪定が欠かせないと云う意味なのだともいますが、私的には剪定されず伸び放題の梅の木の花の方が見応えがあって良い気がするのですがいかがでしょうか。
上の梅とは別の木ですがこれも剪定されずに伸び放題梅の木。木全体が真っ白になるほどたくさんの花を着けています。
二枚続けて昔あった色神検査の絵のようですが、仏の座が群生する中でナズナがすくと立っているのがお分かりいただけるでしょうか。
山茱萸の花も盛大に咲いておりました。読めはして書けない難しい名前です。温めた牛乳に山茱萸の枝を入れ、保温して一晩置くとヨーグルトができるそうです。ブルガリアにはヨーグルトの木と呼ばれる木があり、山茱萸はヨーグルトの木の親戚にあたるため、実際に同じようにヨーグルトを作れると、Wikipediaに書いてありました。どなたか試してぜひその結果を教えてください。
恩田の森で撮った写真他を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますので是非ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7
To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.