横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
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19 February 2011
すみよしの森にはたくさんのお社や祠があります。どれもみな小さなものですが、農家の裏山や畑の隅にひっそりと、でも大切に奉られています。この農家の母屋の裏にこのお社があるのは知っていましたが、この角度から撮ることができるポイントがあることに初めて気づきました。7年間毎週歩いていても、まだまだ新しい発見はあるものです。
横浜地方の冬は比較的温暖ですので冬でも農作業ができますが、それでも夏の間と比べれば手が空くからなのでしょう、この時期に樹木の伐採や竹林の手入れがされることが多いようです。これは竹林の手入れの後。機械で粉砕して肥料にすることもできるようですが、恩田の森では見かけたことがありません。
すみよしの森の農家の庭先の枝垂れ梅が綺麗に咲き揃っていました。
その枝垂れ梅の少し先の左側にあるNさんの畑では息子さんがパワーシャベルを使って深い溝を掘っていました。何を植えるのかお聞きしたところ「ごぼう」とのこと。なる程、地中に深く長く伸びますから、このくらい深く耕しておかなければならないわけですが、手で掘っていた時代はさぞかし重労働だったことでしょうね。
恩田の森で撮影した写真は別サイトのblogにも掲載しております(see here)。ご覧いただければ幸いです。
恩田の森Now
12 February 2011
今日の横浜地方は昨日からこの冬初めての雪が続いていました。小止みになっている中、いつもより1時間早く森に出かけましたが30分も経たないうちに再び雪が降りだし、最後まで雪の中での撮影となりました。これは白山谷戸の田んぼを覆った雪。トラクターで耕した跡を雪が示してくれています。
好天が続いていたために地面の温度が高いからなのか、積もるほどではないのですが、こうして向こうの雑木林を見やると結構降っているように見えます。
雪が載った椿の花を撮りたかったのですが、花に降り積もるような粉雪ではないのでかないませんでした。
かなり激しく降って来ましたので引き返そうかと思ったのですが、なるせの森の谷戸の雪景色を見ておこうと足を延ばしたのは正解だったようで、とても横浜とは思えないような雪景色を撮ることができました。
恩田の森Now
5 February 2011
すみよしの森のトトロの切り通しの下の栗と柿が植えられた畑で、昨秋切られた木の根っこが掘り起こされていました。人手では大変な作業ですのでパワーシャベルを使ったのだとは思うのですが、果てさて次には何が植えられるのか・・・。
「暦の上では春と言いながら、寒い日が続いていますが」とは立春過ぎの寒さを表す手紙の書き出しですが、今日の横浜地方はまさに春の到来を感じさせる穏やかな一日となりました。梅の花もあちらこちらで良い香りを漂わせています。これはすみよしの森南麓にある薬師堂の前の紅梅。
その薬師堂では一昨日の節分でまかれた豆がまだ残っていました。
薬師堂脇の細い道を昇った突き当りにある農家の入口にある枝垂れ梅が咲き始めていました。しばらくの開いた、楽しませてもらえそうです。