横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
2019年10月28日 散歩日和
台風19号以来雨がちな天気が続いておりましたが今日は久しぶりにお日様が顔を出して絶好の散歩日和となりました。明日は雨の予報ですが明後日以降はしばらく秋晴れが続きそうな横浜地方、恩田の森です。
恩田の森の最後の稲刈りです。他の田んぼは早いとことではひと月も前に済ませていましたが、田植えが遅かった田んぼはやっぱり稲刈りも一番後でした。
道端の野菊。シロヨメナでしょうか。
お馴染みの、勝手に命名した「トトロの切り通し」。
道端で咲いているミズヒキ。のし袋に付いている「水引」のミズヒキです。のし袋に付いている水引の方が先で、祝儀用のそれにいていることからの命名だそうです。
先週、木になっているところをご覧いただいた無患子(ムクロジ)の熟した落果と黒々とした種子。
なるせの森、番匠谷戸の稲刈り後の田んぼ。
オマケ。本日の森のレストラン、メインの部。左端のポットでお湯(500cc)を沸かし(ポットの左が一人用の超小型ストーブ(コンロ))、ついでに手前の丸い小さな缶詰(前菜)を湯煎します。沸いたお湯をカレーヌードルに投入します。飲み物は節税ビール擬きと決まっております
食後には残ったお湯を沸かし直してコーヒーを淹れてドルチェと共にいただきます。
恩田の森で撮った写真他を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますので是非ご覧ください。
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2019年10月20日 雨がちな森
各地に大きな被害をもたらした台風19号以来雨がちな横浜地方です。今日は雨にこそなりませんでしたスッキリとした秋晴れにはならず。それでも時に青い空が見え、陽が差してくれたのが救いでした。
と云うわけで今日最初の一枚は、一番天気が良かった時間に撮った一枚。柿と秋の空。
「チャノキ」の花。判り易く云えば、お茶の(葉を採る)木の花です。ツバキ科ツバキ族ですので花も椿に良く似ており、これから12月頃までが花期です。恩田の森には茶畑はありませんが、農家の生垣や畑の仕切りとして植えられております。かつては自家用のお茶の葉を摘んていたのだろうと思います。
奈良川の護岸壁で咲く溝蕎麦。
徳恩寺別院薬師堂境内の無患子(むくろじ)の実。熟した果肉は石鹸の代用品として使われました。黒くて硬い種子は数珠玉として、また羽根つきの羽の「頭」に使われたのだそうです。
なるせの森の牢場谷戸の田んぼで干された稲。その稲の向こうで咲いている黄色の花が気になり近づいて見ると・・・
緑肥として、また土埃防止や景観維持を目的として実験的に植えられたクロタラリアと云うマメ科の植物でした。
今日最後の一枚は、なるせの森番匠谷戸の、稲刈り脱穀が終わった田んぼ。
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2019年10月15日 台風のあとに
15号に次いで19号の襲来。東日本各地に甚大な被害をもたらした19号でしたが、幸い横浜市内での被害は限定的でした。大慌てで済ませところを含め、ほとんどの田んぼで稲刈りが終わっていましたのでまずは一安心。
先週干されていた稲は台風前に脱穀を済ませたようでしたので一安心。白山谷戸ではまだ二枚の田んぼの稲刈りが済んでいませんが、稲が倒れたりはしておりませんでしたので天気が回復すればいつも通りの刈り取りとなることでしょう。
秋の野の草の代表格、野菊と犬蓼(いぬたで)。犬蓼は「あかまんま」と呼んだ方が判り易いでしょうか。
台風の被害がまったくなかったわけではありませんでした。杉と竹の混合林ではこんな姿も。よく見ると杉の木の中は空洞になっていて折れて然るべき状態であったようです。弱いものはこのようにして淘汰されてゆく自然の摂理と云うべきでしょうか。
白粉花(おしろいばは)です。花期は春から夏と云われておりますが、この時期になってもまだ花を咲かせます。夕方に咲いた花は暑い時期には翌朝には萎んでしまいますが、秋になると昼頃までこのように咲いています。
台風対応で疲れ果てたのか、あちらこちらで逃げもせず眠りこけている猫をたくさん見かけました。
あかねの森南麓の民家の駐車場脇で咲いていた秋明菊(しゅうめいぎく)。名前に「菊」の字がついておりますがキク科ではなく、キンポウゲ科イチリンソウ属ですのでアネモネの親戚です。球状の蕾でそれと判りますね。
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2019年10月5日 10月の真夏日
地球温暖化のニュースを見聞きしない日はない昨今ですが10月に真夏日となると、さすがにまったくもって他人事ではなく、本当に地球はどうなってしまうのかと心配になります。
そうは云っても植物は正直です。稲は今年も稔り刈り取りの時期を迎えております。稲藁だけが干されているのは大型コンバインで脱穀まで一気に済ませた田んぼです。
早咲きのコスモスが出回ったせいで本来のコスモスの花期が怪しくなってきてしまいましたが、稲刈りどきの今が、コスモスの花の本来の季節なのだと思います。
地味ではありますが、こちらも盛りを迎えた力芝(ちからしば)。大きな株になり引き抜くにも刈り取るのにも力がいることからの命名。
なるせの森の谷戸奥の畑。夏の野菜が残る一方で冬の野菜が育ちつつあります。
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