新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

十二運(地支星)について…衰

2008年11月01日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(衰)
 「衰」は文字通り衰運を表しています。
温厚な人柄で、基本的な意味としては、「消極的、控えめ、内向、淡白、学者、技術者、老人」等の意味があります。
命式中に強い星が無いと気苦労が増えます。しかし、旺相した星が並ぶと頑張れます。学者等のコツコツやる人や医師などの知的な仕事や宗教家等には良いかも知れません。女性はマイホームで子供に意識を持つ人が多いかも知れません。

①生日に「衰」がある場合
性格は温和で内気で消極的で大きなものを嫌い、淡白で保守的なところもある。学者・医師・技術者等、地道な仕事にも向いている。また、親の恩恵は少ない傾向があります。
女性の場合は日支の衰が主婦に向くと言われています。

②生月に「衰」がある場合
人が良いので、他人の為に苦労したり損失する場合が多い。

③生年に「衰」がある場合
祖父母や両親の力はたいした事ない。また、晩年に運気の衰退があったり、子供に力になってもらえず等、心労がある。

④生時に「衰」がある場合
子供の運の発展が遅れる。また、老後は安定が保ち難い。

※「衰」は個性が弱くおとなしい十二運なので、天干次第で象意は大きく変わります。
上記に書いた衰の象意は基本的なものですから、実際には天干との関係で判断をすることが多い。

⑤「衰」がついた変通星
天干星に対して強く作用を及ぼすことが少ないおとなしい十二運なので、天干星の基本的意味がそのまま出やすい傾向がある。
新栄堂
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コメント (2)
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