新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

十二運(地支星)について…死

2008年11月03日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(10)死
 「死」は休囚運です。
生死には関係ありませんが、運気が死んでいる様な状態を意味します。
蛇の生殺しの様な意味で陰中の陰の様なイメージがあります。
気性は一徹で融通性が利かず、判断力は確かでテキパキしていて几帳面なところがあり、せっかちで独断的な傾向もあります。親の愛も薄く妻が病弱や子供で苦労等、家庭的に恵まれない傾向があります。

①生日に「死」がある場合
幼児期に大病をするか、怪我などをしやすい場合があります。そして、親兄弟との縁が薄い場合もあります。
また、性格も一徹で短気なところがあり、人によっては陰気な一面があります。
地味な努力を積み重ね、何かに打ち込む頑張屋な面を持っていますが、時として人の言葉に耳を傾けない傾向もあります。女性の場合は再婚する毎に運が落ちる場合もあるので、離婚しない方が良いでしょう。

②生月に「死」がある場合
身内や兄弟姉妹がいても、自分の原因で、協力が得難い場合がある。また、中年期に運気が急落しやすい。

③生年に「死」がある場合
親類縁者と縁が薄く孤独になりやすい。常に和を心掛けると良い。また、晩年は健康にも注意が必要。

④生時に「死」がある場合
子供縁が弱く、老後は大きく期待できない。 孤独になったり、子供に先立たれる恐れもあります。
家系的に絶家の傾向があるので、時柱(子孫運)の良い配偶者を選ぶことが大切です。
時柱の天干が 比劫・傷官の場合はその傾向が強くなる。

⑤「死」がついた変通星
死が出ているからといって、早死にすることではない。
しかし、天干星に死が付いているとその働きが弱く、天干星の力を発揮することが出来ない。
しかし、傷官星に付く場合には、傷官が暴れ難くなり、怪我や事故などの心配が少なくなる。
比肩星に死が付く場合には、孤独性が強くなります。
特に敗財や劫財の場合、その傾向が強くなる。
食神に付く死…食神の大らかさが少なくなり傷官的になる場合もある。
偏財死…父親の力が衰えます。
官星死…女性の場合、男性運が弱くなります。男の場合、社会運が弱くなる。
印綬死…母親との縁が薄くなるか、母親からの恩恵が弱くなる状況が生まれます。
内向き志向となり内面の世界を探求する傾向がある。
新栄堂
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コメント (9)
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