新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

干合・支合・三局

2012年06月28日 | 干合・支合・三局
■ 干合とは、十干の陽干と陰干とが五行の尅の関係持ちながら、陰陽の配偶を得て合し、新たな五行に化することをいいます(新たな五行を生じることです。)

干合する場合、陽干から陰干を見ると正財(妻)となり、陰干から陽干を見ると正官(夫)となります。つまり干合とは夫婦の関係の様なものです。
また、夫婦として愛し合えば子供が生まれます。この子供が干合によって生じた新たな五行の様なものです。

(干合には以下の五種類があります)

(男)(女)  (子)

・甲 -- 己----(土)に化す。(中正の合:誠実)

・丙 -- 辛----(水)に化す。(威制の合:威に走り冷酷)

・戊 -- 癸----(火)に化す。(無情の合:理性・無常)

・庚 -- 乙----(金)に化す。(仁義の合:仁義・勇敢)

・壬 -- 丁----(木)に化す。(淫逸の合:色情)

例えば、甲君と己さんとの関係で説明しますと…
甲から己を見ると正財(妻)に見え、己から甲を見ると正官(夫に)になります。
この干合は夫婦の関係なので、あらたに、子供(土)が生れる。という様な考え方です。
(これは、当方の流派の考え方です)。当方の命式表(五行図)では、干合によって新たに生じた五行星を△で表現しています。

干合して化した五行の陰陽は日干の陰陽により決まります。
日干が陽干の場合は陰となり、陰干の場合は陽となります。

変通星が凶星で、それが干合すれば、凶意が軽減され、変通星が吉星なら、その吉意が軽減される傾向があります。

命式中に干合が多い男性は、社交性に富みやすくなる(干合は手を繋ぐ意味)。
女性の場合は、命式によっては男女問題に注意。


■ 支合とは、十二支のうち2つが組み合わさって他の五行に化する。

・子--丑 -----土(仲の良い夫婦)

・亥--寅 -----木(現実レベルで合う)

・戌--卯 -----火(より確実的に)

・酉--辰 -----金(心を許すと親密に)

・申--巳 -----水(惹きあうのに時間がかかる)

・未--午 -----土(燃え上がる・変動・結合・離別)

支合は二つの十二支が手を結び縛りあう傾向がある。
年支と月支が支合すると親との縁が良く、年柱と日柱が支合すると男性なら、嫁姑の関係が良い暗示。日支と時支が支合すると子供との仲が良い暗示。

当流派では、支合によって生じた五行を△で示しています。

※ 三局(三合)は次回に記入します。

新栄堂

応援クリックお願いします
コメント (57)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする