新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

変通星の良い面と悪い面・・・偏印星

2012年06月17日 |  四柱推命(変通星の意味)
■偏印について

偏印は、日干を生ずる五行で、日干とは陰陽を同じくする天干星(変通星)です。
そして、偏印は知的な才能の星で、学問や芸能・頭脳性をあらわし、精神的なものにも興味を持つ星です。思考や見つめ方に特徴があり、物事を斜めに見たり、裏の方から観る(考える)傾向があります(印綬と比べると、ややマイナーな傾向があります)。
象意としては、孤独・病気・宗教・別離・学問・数理・芸能・芸術・心配性・迷い等の意味があり、飽きっぽいところもあります。

占いや宗教や遺跡等、古いものや精神的なものに興味を持つ方が多く、鑑定に来られる方には偏印を持つ方が多くいらっしゃいます。

占いが好きな方は、以下の様な星を持った方が多いですね!

1.偏印 2.印綬 3.傷官 4.墓(十二運) 5.丑と寅(十二運)等ですね…

偏印には数理という意味もあることから、男性等の場合は職人・技術者等の理系の方が多い傾向です。また会計・法律・音楽等にも多いですね。

官星と並ぶと社会で才能を発揮することが出来ますし、傷官と並ぶと技術系の才能を持つ傾向が強いですね。(陰の大物も多いですね)

また、食神と並ぶと倒食となり、優れた才能を持ちながら、器用な面が仇となり仕事を変えてしまう場合もあります。

女性の場合は、月柱に強い偏印を持ち、偏印を抑える財星が上手に働かない場合は、お子さん等に注意の暗示もあります…特に偏印と食神が並ぶ場合は注意をして下さい。

偏印には病気という意味もあります。10年に一度偏印が訪れますが、この年は健康診断等を受診して下さい。

新栄堂


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