新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

財星と官星

2013年03月15日 |  四柱推命(変通星の意味)
今回は財星と官星について、記入したいと思います。

当方の流派では、月上の天干星を命式の中心星として重要視します。
ですから、命式を見る順番では…
①まず、日干は何か…?
②次に月上の天干星は何か、そしてその十二運は何か?を見ながら、
③月上の天干星と年上・時上の天干星の並びを見ます。
④そして、五行全体の星(八字)のバランスを見ます。

男性は天、そして女性は地です。
男性の身体肩幅が広く、そして女性の身体は腰幅が広くなっているのもそのためです。
世間一般には、男性は外で社会的な活動(仕事)をし、女性は家庭で子供を育てます。
この夫婦のバランスが良いと、家庭は安定しやすいと思います。

変通星(天干星)の中に財星(偏財・正財)があります。
財星には、お金(財産)・家庭・優しさ・情という意味があり、中心星に財星があると、優しく受け留める心を持ちます。また、財星は女性的な従う星ですので、女性の命式に財星があると、夫に従ったり、夫を立てることもできます。…妻は家庭を守ると言いますが、女性の命式には財星が必要ですね。

次に官星ですが、官星には社会性・責任感・行動力・組織という意味があります。
ですから、確りした官星を持った男性は、仕事もしますし責任感もあります。
そして、社会に関心を持ち、組織の中で活躍することが出来ます。
男性には、良い官星が必要なのもこのためです。

先日、ある女性に逢いました。その女性は、天干の並びが偏印・敗財・偏官の並びでした。
そして、五行には財星のみがありませんでした。…本人も、夫を立てるのは苦手だと言っていました。


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コメント (9)
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