陰陽

自然界の法則の一つに「陰陽の法則」があります。
例えば…
鉱物…陽イオン：　陰イオン
植物…オシベ　：　メシベ
動物…雄　　　：　雌
人間…男　　　：　女　の「陽陰」があり、
その陰陽が互いに影響しあうことにより、生きる力や子孫が繁殖します。

私の家の近くに日高遺跡公園というものがあります。
毎朝、犬を連れて散歩をしますが、今朝もトンボがつがいになって空を飛んでいました。
秋の空ののどかな風景ですが、自然界は陰陽の関係で力を得、存続してます。
自然界の属性に陰陽の法則があるということは、自然や宇宙が創造された動機は愛であり、人は愛によって力を得ることができると思います。
特に万物の霊長たる人間は愛に敏感です。
敏感で尊いものゆえに、それが踏みにじられた場合は…
本来愛はとても純粋なものなのですが…。

十干同士の尅の中に「干合」というものがあります。
干合とは十干同士の関係が正官と正財の関係となるものです。
男命から見ると正財は妻を表し、女命から見ると正官は夫を表します。
ですから、男女の日干が互いに干合していると、その部分は夫婦の関係となり、精神的な繋がりが深いとも判断できます。
以下が干合の関係です（特に日干同士を見ます）

（男）：（女）

　甲　：　己
　丙　：　辛
　戊　：　癸
　庚　：　乙
　壬　：　丁

自然界で例えれば甲は大木を表します。
大木（甲）は腐葉土の柔らかい土（己）に根を張り、土に支えられてその存在を発揮することが出来ます。
春には芽が出て、夏に繁茂し、秋には沢山の実が付きます。
また、大きく茂ったその葉が地面に落ちて腐り、豊かな肥えた土になります。
その様な関係が干合の関係ともいえます。
陽干が陰干を優しく尅す（有情の尅＝愛する）関係が干合といえます。
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